萩原 一至「BASTARD ―暗黒の破壊神―」(24)
- 萩原 一至
- BASTARD 24―暗黒の破壊神 (24)
雑誌連載時も、パソコンを多用したと思しき今までとは一味違うタッチを披露してくれていましたが、単行本では更なる加筆修正が行われております。
……というより、やっとまともに読めるようになった、と言うべきか。
それにしても、「地球上の生物のほぼ全てが400年前十賢者によって人為的に作り変えられた」みたいな設定を活かしつつ、エルフだとかドワーフだとかホビットもどきだとかを出してくるという、その発想は自虐的に過ぎやしないだろうか?
まあ、何となくどういったつじつまあわせをするのかも見えてきた気がするので、今後も生暖かい目で見守る事としよう。
箱舟編で散々死にまくったメインキャラの面々も、ある者は自力で、ある者は「救世主」の奇蹟によって生き残り、旧来のファンのハートもガッチリキャッチ、と言ったところだろうか。
私的にはやっとガラが出てきてくれて嬉しい事この上ないのだが、正直コンロン編を長々と読まされたフラストレーションの解消には程遠い、と言ったところ。
古き神々やら竜族やらの旧シリーズ(天使編の前)の遺産とも言うべき要素に加え、今回登場した古巨人族のような、「亜神」の要素を持って来たと言う事は、物語の構造もそちらの方向に持っていくと言う事なのだろうか。
楽しみにしてるから、はよ続きかけ萩原。