27年前にサッカーを始めて、
初めてボールを蹴った記憶と感触が未だに頭に残っている。
同学年の友達は先にサッカーを始めていたので、
僕より全然うまかった。
プレーするたびにバカにされたのを覚えている。
全員からボールを奪って、
全員を抜き去ってシュートを決めてやる。
そう心に誓った。
それからは毎日近くの公園で自主トレをしてからチーム練習に参加した。
チーム練習が終わってからも公園で自主トレを続けた。
練習でうまくいかなければ、自分にダッシュの刑を課した。
気づけば4年生で6年生の試合に出ていた。
技術も才能もない僕が、
うまくなるたまには練習しかなかった。
高校1年生の時は、
ボールに触らせてもらえなかったし、
グラウンドにすら入れてもらえなかった。
それが当たり前の時代だった。
○○のポジションできるヤツいるか?と聞かれれば、
どんなポジションでも手を挙げた。
1日5試合に出場したこともあったし、
走りはすべてトップで帰ったきた。
気づけば、1年生でトップチームのメンバーに入っていた。
僕のサッカーの原点は劣等感と反骨心だった…。
それは、今も変わっていないと思う。
僕らよりも強いチームがある限り、
僕の指導者として情熱は変わらないと思う。
1年生のはじめに20分間で9失点した。
そこが今年のチームの出発点だった。
3年生の公式戦で、その時の相手に、
5点差をつけて勝てるようになる。
いろんな人の力のおかげで大きくしてもらったし、
なによりも子ども達が諦めなかったからだけど。
実際に、毎年そういうことを経験しているのだから
このチームには子ども達が大きく成長する土壌があるってこと。
それだけは間違いないのです。
