3月11日に起きた大地震。

津波の映像を見る度に震えます…
飲み込まれる家屋、ビルの屋上近くまで迫る水…


私はその日会社にいました。
最初小さな揺れが続き「あまた地震だね」と話していたら、揺れがどんどんヒドくなり立ち上がることも出来なくなりました。

棚が倒れ、書類もあっと言う間に崩れて落ちていきました。
ポットが飛びました。

事務所内は悲鳴に近い声。

長い長い揺れが収まり、電気は通じていたので、パソコンでインターネットを開くと、宮城県を震源とした大地震だと分かりました。

散乱した書類を片付けていたら、度々の大きな余震。
その余震だと思っていた地震の一つが、余震ではなく茨城県を震源地とした別の地震と後から知りました。

家や家族に電話をしても繋がらない。
メールは送れるけど、届いているかわからない。


固定電話も繋がらない。

他の拠点の人の状況も分からない。

上長が社外にいたため、何も連絡がつかなかったけど、もうこれは仕事どころではないと判断して片付けながら、棚やラックの上の荷物を下に置いたり、中の書類が再度出ないようにガムテープで止めたりしてました。

片付けている最中に、上長が帰社。
帰宅指示が出ましたが、電車が運転見合わせで帰ることが出来ません。

そのため営業車を使い帰路方面が同じ人たちを集めて車で帰宅することになりました。

待機中の間、各人家族に連絡を試みます。
繋がりません。
被害状況を知らされる度に不安で不安で仕方ありませんでした。

帰宅するまで連絡取れないかな?と思っていたら、大量のメール受信。

家族と他地域にいる会社の人でした。

家族の無事を確認出来て一安心でした。

帰宅途中、信号機が故障していたり、塀が崩れていたり、瓦が落ちていたりと地震の被害を目の当たりにしました。

幸いなことに家には大きな被害はありませんでした。

ライフラインは、電気のみ繋がっている状態でした。
ガスは地震から次の日に開通。
ただ水は断水のまま。
水道局によるともうすぐで復旧するかもしれないということ。
固定電話は繋がりますが、携帯電話は繋がりません。

昨日は、市内のガソリンスタンドがどこも一杯。
軒並み売り切れ閉店。
そしてほとんどのスーパーは休業。
やっているスーパーも店外販売や販売制限。
コンビニもほとんど売り物がない。

おかずがほとんどないので、おにぎりや卵かけご飯、パンを食べています。

ただ同じ県内でも避難所暮らしの方、通信網遮断、停電、ガスが通じていない方もいるので、温かい食べ物を食べられるだけ幸せだと思ってます。


今一番頭が痛いのは、交通網です。
私は、常磐線を利用して仕事に行っているのですが、その常磐線の運転見通しが立ちません。

途中駅までは動いているみたいですが、そこから先が、線路陥没・レーン歪みがあり復旧には時間がかかるそうです。

明日からどうやって仕事に行こう。。


今回大きな被害に遭われた地域・住民の皆様にお見舞いを申し上げます。

地震津波被害に遭われた方・そしてそのご家族の方々、友人知人の心情を思うと心が痛みます。

余震が収まり、1日でもはやく平穏な日に戻ることを願ってます。