#エンタメ読書録

 

「人生の勝算」前田裕二(著)を読みました。

 

 

【引用】

この本を通じて伝えたいことは、大きく三つです。絆の大切さ、努力の大切さ、そして、人生という壮大な航海において「コンパス」を持つことの大切さ、です。

 

僕は、会社を経営したり、プロダクトを作ったり、部下を育てるときにも、「他者の目」と同じ景色をどれだけ想像できるかが、最も大切だと思っています。

 

モチベーションが高まらない人の多くは、見極めが甘い。自分という大きな航海に出ているのに、方角を示すコンパスを持っていない。自分の進むべき道を定めていないから、途中でどこに向かっているのかわからなくなり、広い海の上で途方に暮れます。そうなったら、一旦陸に戻ってでも、自分自身のコンパスを得るのが、結局遠回りに見えてベストだと思います。

 

自己分析の目的は、人生のコンパスを持つことだと思っています。

それは、あらゆる物事を決める指針となります。就職活動に限らず、実りある人生を生きる上でコンパス、つまり、自分は何を幸せと定義し、どこへ向かっているのかという価値観の言語化は、必要不可欠です。

 

僕は、ビジネスや勉強が大好きです。なぜなら、正しい方法で、やればやるだけ「必ず」成果が出せるから。成果が出ないときは、方法が正しくないことがほとんどなので、また戻って、方法論のチューニングをすれば良い。再現性が高く、努力次第でいくらでも成功が生みだせるビジネスや勉強と同じように、エンターテイメントも誰に対しても開かれた透明で公平な場所にしたい。投じたエネルギーの大きさが成果に直結する仕組みを、「頑張れば報われる」エンターテイメントビジネスの実現を、のちに何よりも強く願うようになった

 

秋元康さんの言葉で、「夢は全力で手を伸ばした1mm先にある」というものがあります。

夢というのは、どれだけ手を伸ばし続けても、到底届きそうも無いんだけれど、全力で手を伸ばし続ければ、1mm先くらいにまで、夢から近づいてくることがある。だからこそ、みんながあきらめずに、手を伸ばし続けたくなる社会を創りたい。

 

【気づき】

自己分析=己の指針=コンパスの重要性がわかりました。これまでの自己分析が甘く、全然足りなかったと痛感。最初から自己分析やり直します。一度陸へ引き返して、ブレないコンパス探します。

 

【宣言】

どのような海であっても迷わない、自分だけのコンパスを見つけます。