ナマケモノって全然怠けてないのに
人間から勝手にナマケモノにされてるよね。

ナマケモノは、あぁやって生きる生き物だから
わたしたちからしたら相当遅いけど
彼らからしたら普通。
いたって普通に生きてるだけなのに
それを人間でいうとこの“怠けてる“なんて。

「ちょっとー、やめなよー、
ほら、嫌がってるじゃない。」

といわゆる“女子“をやってみてもいいけど
ナマケモノは多分
人間なんかがどう呼んでも気にしてないと思う。
そういうの気にしないタイプっぽいじゃん?
いや知らないけどさ。




お風呂がめんどくさいと思うことが多くなった。
単純に寒くなったからだと思う。

もっと言えば年々寒さに弱くなってるからだ。

小学生の頃なんて
冬に差し掛かったとこで雪が当たり前に積もるところに住んでたのに
体操着の長ズボンを履いたことがなかった。

なんか分かんないけど、
イケてる子たちはみんな長ズボンを履かないっていう、なんかそーゆうのがあったから。

あるじゃないですか、
ルーズソックスがだるんだるんであればあるほどいいとか、
制服のセーターダボダボのほうがイケてるとか。
わざと親指のとこ穴開けて
萌え袖しつつ親指出せるようにするとか。

まぁそんな感じで、
そりゃ多分子供ながらにさみぃ〜と思ってはいたけど
半分意地で履いてなかった。

長袖の方は着てもアリなのが
どこが“イケてる”のボーダーラインなん?
って感じだけど。

それが今じゃ
ちょっと寒くなったくらいで
外にも出たくないと引きこもるレベル。

それでそう、お風呂もね。
寒いのよお風呂場って。

お風呂がめんどくさい理由としては
入るまでの行程と
入った後の行程があるから。

風呂を洗ってお湯を溜めたり、出たらスキンケアをして髪にはトリートメントを塗ってそれから乾かすとか。
これを全て含めて我々は【お風呂】(入浴の意)と呼んでいる。

わたしはさほど髪が長いというわけではないが、それでも坊主やベリーショートよりは随分長い。
その分乾かすのにも時間がかかる。

なのにドライヤーときたら
まるで変わる気がない。

この言い方だとドライヤー自ら
あの形にとどまってるようだからそれは違うかもしれない。

ドライヤーを開発した者たちが
もうドライヤーを完成系と思ってしまっている。
これが大問題なのだ。

物心ついたころからずっとあれ。
あの形。
あの、弱風と温風と冷風。

性能の良いドライヤーはナノイオン出してくれるだのなんだので
ドライヤーなりの努力や成長はしていると思う。


でも違うのよ、
もうあの折り畳める形やめてよ。
なんでみんなあの形なのよ。

ダイソンのハネのないドライヤーだって
なんとなく既存のドライヤーに収められてる感じが否めない。

わたしはもっと根本的に
全然違う、新しいドライヤーが欲しい。

一瞬で乾くやつ。
もうセットしたらたちまち乾くやつ。


それもなるべく早く、
死ぬまでになんて言わずあと5年、
いや3年内には手に入れたいのに
このままでは3年後も
あの折り畳めるドライヤーでちまちまと髪の毛を乾かしている未来しかないのだ。


ここまで熱く語れば
みんなも、たしかに。これは変えてもらわねばとそろそろ危機迫るものを感じても良いと思う。


いつまでもあの形でいいと思わないでくれ。
頼むから、
今からでも新しいドライヤーの開発をしてくれ、
なんて思いながら

ドライヤーの検索をしていたら
こんなものがあった。









なんかもうこれなのかもしれない。
ドライヤー側ではないけど
これなのかもしれない。

だって見てよ、この人の表情。
なんとも晴れやか。
わたしは貴方の言うそれを手に入れてるのよ。と言ってるようだった。


結局、わたしは無力な人間だ。
ドライヤーにばかり変化を求めて
ドライヤーの使い方を変えることは頭になかった。
とぼとぼとお風呂場へ向かう。
今日もあのドライヤーでちまちまと髪の毛を乾かすのだろう、
でももうそれでいいや。なんか。



【意外な事実発表会】

・ヤクルト一本で50キロカロリー

あんな小さいのによ?
2本で100キロカロリー、ご飯約一杯分。

あんな細いストローをつけられたら
誰だって2本くらい飲みたくなるでしょ。