ご無沙汰しております。
家族みんなで引きこもり生活。
娘はこの世の春状態で、引きこもり生活満喫しております。
おにいは期待に胸膨らませつつ、高校の友達とゲームしながら通話してます。
さて、だいぶ忘れてきていますがおにいの大学受験の経験談を少し。
中学の時は学校オンリー。
学校の勉強以外は基礎英語を聞くぐらいで。
しかし、中3になり担当した先生が予習重視で、授業では予習してあること前提で
どんどん進めてしまう、文法も全然教えてくれないと言うようになりました。
その時はあまり深刻に考えていなくて、ちゃんと予習すりゃいいじゃんなんて言ってたら
高校になってからも英語がヤバイと訴えられました。
さすがに英語だけでも塾に通わせるか、と調べ始めたのが夏休み前。
周りに最近の大学受験経験者もおらず、自分の経験したのも20年以上前ですから
結局はネットで調べるしかありません。
インター〇デュで今の塾業界の常識をひとしきり仕入れ、
そこでの評判とグノの教育方針や合格体験記を見て、グノだと決めました。
どこの説明会も行っていないし、体験もしてません![]()
カン、ですね。
何でグノだと思ったか。
鉄や平岡は中学から通学前提だし、しかも大量の宿題は絶対こなせない。
大箱の昔ながらの予備校では、自らやる力が必要だけど、それも難しい。
東進の映像授業なんて問題外。
SEGの多読&ネイティブとの触れ合いも純ジャパなおにいにはきっと合わない。
少人数で名前をすぐに憶えて働きかけてくれる、
宿題が少なくて塾である程度完結する、今からでも入り込めるカリキュラム。
英語を頭から読み下し、単語の丸覚えもない。
非常に興味深いアプローチだと思いました。
高1夏休みはEGGSという新規入塾生向けのキャッチアップ講座。
そこで、文法をちゃんと教わってすごく良かったらしく、
ぜひ続けたいということになりました。
とはいえ、学校でも落ちこぼれかけていた位ですから
一番下のクラスにかろうじて引っかかったような感じです。
その後も一応最低限の宿題ぐらいで、クラスも1つ上がったほどで張り付き、
GSLもダウンロードだけしたもののちゃんとやってるの~?と声かける程度。
後で聞いたら、GSLはぜーんぜん活用していなかったらしく、
道理で上がらないわけだと知りました。
GSLというのは、オリジナルの音声教材でテキストをネイティブが読んだもので
それを繰り返し聞き、読むことで力をつけていくカリキュラムの根幹にあるものです。
そのままずるずると高2冬。
その辺でスイッチが入ったらしく、GSLを言われた通りやり始めました。
あとで聞いたら、最初は全く出来なかったそうです。
それこそワンフレーズごとに止めて何度も繰り返し聞いて、シャドウイングして
1つの文章全部を読めるようになるのにものすごく時間がかかった。
けど、それも段々読めるようになってきて何十回も繰り返すようになってから
ものの数カ月、あっという間にグノのクラスが2段階アップし、そのまま最後まで
そのクラスをキープしました。
ちなみにグノ高3αとα1はほぼ東大受験者で創始者の中山先生の授業を受けられる
特別なクラスだそうで、α2でも普通に東大受験者はいて、在籍生ほぼ全員早慶は欲しいと思ってる。そういう塾です。(今年の厳しさでα5とかだと早慶は難しい気もしますが
)
話は戻って、音読をしていたのは家ではなく東進の自習室だったのですが
普通の自習室ではなく、声を出していい音読ルームみたいな部屋があるらしく
そこをほぼ独占してひたすら大声で読んでいたそうです。
その部屋はスタッフルームの真横で、校舎の人にはなんだあいつ?と思われていたようです。
でも、その頃から口うるさいチューターや校舎長も一切干渉しなくなり
何をやっていても許されていた、と言ってました(東進の話)。
夏休みは1つの文で30~50回読んだ形跡があり、そのテキストが分厚くありましたから
それだけやってりゃ文句も言いようがないですよね。
過去問についても以前にも書きましたが、グノのテキストをやっていれば
数年分やればいいと言われていました。
実際、グノで扱う文章は最新のトピックを扱っていて、過去問をやってみると
この話知ってるという文章に沢山出会うそうです。
それぞれの文、暗記するほど読み込んでるわけで、そんなの出たらこっちのものです。
また、小論文や国語でも同じようなトピックが取り上げられることも多かったらしく
「教養主義」とでも言うべき授業が展開されていたと想像されます。
まあ、東大に受かることを目的とすれば当然の方向性ですがね。
東進は20年分やれ!と真逆な方向性なのですが、
英語に関してはグノに従うとはっきり伝えてあったのでそこは尊重してもらいました。
さすがに早慶に関してはもうちょっと沢山やったみたいですが。
お世話になっておいてなんですが、東進だけで受かると信じてるやつが信じられん、
だそうです。
というわけで、これを読んでいる主に中学生をお持ちの読者には参考になったかわかりませんが、グノの提供するものは素晴らしい、それを受け取る子供さえその気になれば。
という身もふたもない結論でした。