昨日は、マンスリーに武者修行。

低めのクラスに潜り込ませてもらったようですが

「テスト中にトイレ行ってる人がいたびっくり」と驚いてました。

あったなぁ、おにいも。大事な秋の合不合で。

絶望したなぁ、あの時は。その話は追々…

 

なんとなく教科ごとになってきてるので、今日は国語のお話しを。

当然と言ってはなんですが、おさる男子に「言語とは?」とか、「自我の確立と葛藤」なんてわかるわけがありません。

毎回、目が飛び出る偏差値でしたポーン

私は読書中毒女子だったので、国語が出来ないということの意味がわかりません。

だって、何が書いてあるかってだけじゃん?

でも、そうも言ってられないので、研究しましたよ。

 

ありとあらゆる「親が教える国語」的な本を買い込みました。

福島式、出口論理エンジン、田代式、秘伝何とか、必ず出るテーマ…

幾つかは実際やらせました。

でも、成果は目に見えずショボーン

 

パパが教えてるのを見て、私もやるかーと隣で教えたこともありました。

6年の問題は難しすぎたので、Z会の手付かずで眠ってた5年テキストを引っ張り出して、

ちょうどいいのを一緒にやりました。

先日のグノレブにも出た外山滋比古なんかがあって、さすがZ会。

四谷のテキストより断然上でした。

隣に座って、私が音読しながら線を引いたり段落分けしたり。

「あー、テーマが出てきた。」「接続詞出てきた。大事!」

「例えが出てきた。」「話変わった。段落分け」

「ここ大事そうだなー、線引いとこ」とか。

頭の中を口に出しながら、読んでいきます。

こういうところチェックしながら読んでくと、問題が解きやすいんだなとわかってもらえたらと

思ってやりました。色んな本を読んで混ぜ合わせた自己流です。

 

で、問題も音読。

「え、これどこに書いてあったっけ?」と探させたり

ヒントを出しながら、答えを言わせる。

短い記述も書かせないで、言わせるだけ。

大体の要素が入ったところで解答チェック。

あ、できた。

これをテンポよく30分~40分ぐらいで。

 

でも、結局自分で出来るようになったのは、

文中の①とかの線のところにぐりぐりと丸を入れる

(これをすると、問題読んだとき早く探せる。)、

段落分け、大事そうなところ線ぐらいかな。

 

あと、秋も深まってから電話帳(日能研の有名中みたいなの)を

寝る前に読書代わりに読んでました。

終わってから「あれがよかった」と本人申しておりました。

大体の展開が読めるようになった、と。

セリフや行動と気持ちは裏腹なのね、とか

最初は喧嘩しても仲直りしてよかったね、とか

主人公が成長したね、とか。

 

親的には、受験校選択の時も色々気にしました。

第1志望の学校を決めたとき、国語的には

「小難しい説明文がない!」というのはポイント高かった。

うちは、本は嫌いじゃなくて、ぼくらのシリーズやガフールの勇者シリーズ、

6年の時はなぜか「永遠の0」を何回も読むような感じで、物語は比較的出来てました。

色々な学校の過去問を見て、これだったら出来そう

これ位できればいいよって言ってくれる学校いいな、

という視点で見てました。

 

第1志望の過去問は、まさにそんな感じで

物語の主人公の気持ちや随筆の書き手の気持ちがわかって

それをそれほど長くない文章で表現できることを求めていました。

何文字で抜き出せとか、紛らわしい選択肢を選べとか

細かい作業もありません。

(25字で抜き出せとか、数え間違い、解答時の写し間違いとトラップが多すぎませんか??

あー、わかってんなーおさる男子のことニヤリ

そう思えた学校でした。

 

逆に共学は女子もいるためか、偏差値と問題の小難しさが比例しないことも多く、

偏差値的には併願校に入れたいと思っても止めたところもあります。

 

最終的には、秋も深まって冬の足音が聞こえた頃

過去問の解き直しを目の色変えてやりだして、

年が変わったころには安定した科目になっていました。

ひーー、ギリギリ笑い泣き

まだまですよー、皆さん!