妹も同じく、
貧乏&毒親育ちではあるものの、
私とは少し感じ方が違っていたと思います。


まず、父とおばあちゃんと血がつながっていました。

おばあちゃんは妹をとても可愛がっていました。
孫だから可愛いですよね。
分かります。

しかし、同じ孫でも血のつながりがない私には冷たかった。
それを妹は分かっているのか、
私に挑発的な態度をとることもよくありました。

例えば、同じ時間帯に妹と観たいテレビが違う時。   
   ※家にビデオはありません

私は時間で交代する事を提案します。

私 「最初は、うとちゃん(妹の名前、仮名)観て良いから、15分になったら交代して、私にみせてね?」


妹 「良いよ」

*時間になる*

私 「時間になったからチャンネル変えるよ?」


妹 「……やだ!

私 「約束したじゃない」

妹 「やだ!

私 「だって約束……」

最初からやり取りを見ているおばあちゃんが割って入る

おばあちゃん 「うとに観せてやれ!怒」

私 「………」


だだをこねれば、
おばあちゃんが見方になってくれるのを分かっていたと思います。
こういったことがよくありました。




こんな感じだったので、妹のことも嫌いでした。

妹はいつもおばあちゃんと寝っ転がりながらテレビを観ていました。
仲良くテレビをみている2人をむかつきながらも、少しだけ羨ましく思う気持ちもありました。




ちなみに、寝っ転がりながら、近距離でテレビを観ていた妹はめちゃくちゃ目が悪くなっていきました。

多分、画面から(ブラウン管テレビ)1メートルぐらいしか離れていなかったと思います。

部屋が狭かったし、目が悪くなるから、こーするあーするなんて子供に対する気づかいがない家庭ですからね。


妹とは、母の死をきっかけに急速に関係が修復していきました。
現在はたまに連絡を取り合っています。