職場から離れて半年以上。

すっかり過去の事になっているけど
心の片隅に残る負の感情。


もう、あの人には関わりたくない。


完全に家族経営だった過去の職場。
色んなことを見聞きしてきた。


会社は自分の財布。


そんなことしていいの?
おかしいおかしい。そんな事実ないから!
ブラック!


ブラックコーヒーより真っ黒くろすけ。


色んな感情を捨てて
無の状態で自分の仕事をするのみ。

そんな中
何気ない会話の中であの人から出た言葉。

「俺は辞める奴がどうなろうと知ったこっちゃないから。俺と一緒に働けない奴の生活に興味も無いね。」

お菓子食べながらテレビでも見てる感じで
サラサラっと普通に言ってた。


ほぉ~
確かに本音はそうでしょうよ。


でも、それさ
言葉に出したら終わりじゃない?
何でも思った事言えば良いってもんじゃないよね。


その言葉を境に
私は備品の節約を一切止めた。


言葉にこそ出さないけど
私だって
会社がどうなろうと関係ないし
今までコピー用紙が勿体無いと思ってたのも
資源の問題で会社の為とかじゃないし
それこそ会社の将来なんて興味もない。


今思えば
長く働いてきた私を味方だと思っての浅はかな発言だったのかもしれない。


でも
その浅はかな言葉で気持ちが固まった。


確かに色々な恩恵はあった。
皆で笑う事もたくさんあった。
会社なんてそんなもんと思ってきた。


でも、言霊ってすごいよね。
パワーを持ってる。
あの社長の言葉はなかなか消えない。



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