太陽光基礎知識


太陽光発電とは

太陽のネルギーを吸収して電気に変える【太陽電池】を使った発電システムを太陽光発電と呼んでいます。

太陽光発電システムは、太陽電池を配置した「太陽電池パネル」と、太陽電池で発電した直流電気を家庭用の交流100Vに変える仕組みです。

この他に電気の逆流を防ぎ、集電する接続箱、電力売買電メーターなどが加わります。



太陽光発電の特徴

エネルギー源が太陽なため無尽蔵で無償、しかも電気を作るときにCO2などの有害物質を出しません。

電力会社に頼らず電気を自給できるシステムも作れるだけでなく、太陽光パネルは機械的に動作する部分がないので維持管理がたやすく、2030年の長寿命だと言われています。


 太陽電池(PV)の原理

太陽電池は太陽の光が入射したときの日射量に応じて電気を起こす半導体です。発電した電気をためる電池の機能はありません。世界ではPVPhotovoltaic)・ピーブイと呼ばれています。



太陽電池パネル(太陽電池モジュール)
太陽電池として使用できる最小の単位(セル)をつなぎ合わせ、ガラスやプラスチックで保護して、設置しやすくしたものを太陽電池パネルもしくは太陽電池モジュールと呼んでいます。皆さんが日ごろ家の屋根で見かけるのはこのパネルです。

太陽電池のパネルの種類と特徴

現在、太陽光発電システムとして製品化されている太陽電池には【シリコン多結晶】、【シリコン単結晶】【アモルファス】、それらを組み合わせた【ハイブリッド型】があります。

それぞれに価格・重量・変換効率が異なるので一概にどれが優れているということは言えず、システムにあったものを選ぶ必要があります。

特殊用途として化合物系のものもあり、さらに近年色素系や球状のものも注目されています。合格