こちらの記事の続きです。

 

 

この記事は

 

ちえちゃん(仮名)ご本人の

 

承諾を得た上で

 

投稿しております。

 

 

 

 

セッションが始まると

 

まず最初に

 

ちえちゃん(仮名)は

 

「今日は、泣きに来ました。」

 

と言いました。

 

 

 

ちえちゃんは

 

不倫恋愛でお悩みの女性ですが

 

彼に「結婚したい」と

 

伝えることができずに

 

悩んでいて

 

 

 

言葉で伝えることが

 

できないなら

 

手紙を書いてみようと

 

以前のセッションで

 

提案したことも

 

ありましたが

 

 

 

いざ

 

手紙を書こうとすると

 

怖い気持ちや

 

辛い気持ちが

 

溢れてきてしまって

 

手紙を書くことが

 

できなかったようです。

 

 

 

それで今回は

 

その怖さや辛さに

 

とことん向き合うつもりで

 

とことん泣くつもりで

 

来たとの事でした。

 

 

 

 

しかし僕は

 

ちえちゃんが彼に

 

「結婚したい」

 

と言えないのは

 

高次元の小さなちえちゃんから

 

怖さや辛さのせいではない事を

 

聞いていました。

 

 

そして

 

その本当の理由も

 

聞いていました。

 

 

 

それで僕は

 

改めていちいち

 

ちえちゃんに

 

「どうして、彼に結婚したいって、言えないんだと思う?」

 

と、聞いてみました。

 

 

すると・・・

 

 

「彼と付き合い始めた当時は

 

 お互いに独身だったのですが

 

 お付き合いしているうちに

 

 彼が別の女性と、結婚することになって。

 

 その時

 

 それでもいいから

 

 付き合いを続けて欲しいと

 

 言った立場なので

 

 今更結婚したいなんて

 

 言えないです・・・。」

 

と答えました。

 

 

 

 

その答えを聞いて

 

僕は確信しました。

 

 

僕の内心では

 

『うむうむ。

 

 やはり、ちえちゃんは

 

 怖さや辛さのせいで

 

 前に進めないワケでは

 

 ないんだな。

 

 

 高次元の小さな僕が

 

 リークしてきた情報通りだ。』

 

そんな風に

 

思っていました。

 

 

そして

 

ここまでわかってしまえば

 

あとは、答えに誘導することに。

 

 

 

「あのさ、ちえちゃん。

 

 僕なりの言葉で変換して

 

 言わせてもらうとさ。

 

 君が彼に結婚したいと

 

 言えないのは

 

 約束を破ることに

 

 なってしまうからでは

 

 ないだろうか。

 

 

 一度

 

 『それでもいいから』と

 

 宣言してしまった手前

 

 その約束を破る

 

 自分自身が

 

 許せないからでは

 

 ないだろうか。」

 

 

僕がそう言うと

 

ちえちゃんは

 

 

「そうかも、、、しれません。」

 

と答えました。

 

 

続けて僕が

 

「約束を破る人って、どういうイメージがある?」

 

と聞くと

 

ちえちゃんは

 

「いけない人だ。

 

 信用がない。」

 

と答えました。

 

 

案の定でした。

 

 

この思いが

 

彼に結婚したいと

 

言わないように

 

制限している

 

つまりは

 

ブロックしていることが

 

判明しました。

 

 

 

 

ちなみに

 

高次元の小さなちえちゃんと

 

高次元の小さな僕の会話は

 

三次元的に無理矢理翻訳すると

 

 

こんな感じです。

 

 

 

 

要するに

 

ちえちゃんは

 

ズルい自分自身を

 

存在しないことに

 

したかったようで

 

それが、彼に対して

 

『(やっぱり)結婚したい。』

 

と言えない原因だった

 

という事です。

 

 

 

「私、やっぱり、結婚したい。」

 

そんな事を言ったら

 

約束を破ることになってしまう

 

信用のない

 

ズルい女に

 

なってしまうからです。

 

 

 

 

「あのさ、ちえちゃん

 

 どうやら君は

 

 ズルい女

 

 なりたくないんだね?」

 

 

僕がそう言うと

 

みおちゃんが

 

すかさず

 

 

「そう言えばさぁ~

 

 ちえちゃんの彼の奥さんって

 

 「結婚してくれないなら死ぬ」って言って

 

 彼に結婚を迫ったんだよねぇ~!?

 

 自分の命を盾に

 

 彼の罪悪感を煽って

 

 結婚を迫るのって

 

 超~ズルくない!?」

 

 

 

「おぉ、その通りだね、

 

 みおちゃん!

 

 

 ・・・よし

 

 それじゃあ、ちえちゃんは

 

 今度、彼に対して

 

 「結婚してくれなきゃ死ぬ。」

 

 試しに、言ってみよう。

 

 

 厳密には

 

 そういう言葉を

 

 言える自分を許す。

 

 という事だけどね。

 

 

ちえちゃんも

 

「わかりました。」

 

と、答えました。

 

 

 

 

・・・ここでは

 

他にも色々と

 

話しましたが

 

 

 

僕の中で

 

1つ気になることが

 

ありました。

 

 

それは

 

どんな時に

 

どのような理由で

 

ズルいちえちゃんが

 

切り捨てられて

 

しまったのか、です。

 

 

そこで僕は

 

ちえちゃんに

 

訊ねてみました。

 

 

 

 

つづく