皆さま、ごきげんよう。

 

結月澄龍です。

 

 

今回は、コラムとしまして、

 

『不安は現実化するのか。』

 

を、お届けします。

 

 

結論から申しますと、

 

不安は現実化しません。

 

 

繰り返します。

 

不安は現実化しません。

 

 

 

なぜ、このようなコラムを、綴っているのかは、

 

みおちゃん宛に届けられた、成就サロンのご質問の中で、

 

「このまま不安を持ち続けてたら、それが現実化するのでは?と思ってしまいます。」

 

という表現が、含まれていたから、なのですがネ。

 

 

このように、お考えになる方は、

 

僕も、これまで、この活動をしてきて、

 

実は、かなり多く、お見受けしました。

 

 

しかし、それは誤解であると、

 

僕は、お伝えしたいし、

 

また、問うてみたいです。

 

 

一体、そのようにお考えになる、

 

根拠や、情報源は、

 

どちらから、お持ちになりましたか?

 

とネ。

 

 

まぁ、ここで問うても、

 

どなたからも、お答え頂けないでしょうが

 

では、そもそも、どうして、

 

『不安は現実化するのでは。』

 

などと、考えてしまわれるのか。

 

 

これは、あくまで推測ですが、

 

よく巷で出回っている、

 

自己啓発や、宇宙の法則的な本などで、

 

『信じている事が、現実化する。』

 

『思考は現実化する。』

 

と、綴られている表現の、その解釈が、

 

変化(歪曲化)してしまって、

 

『不安は現実化する。』

 

と、上書きされてしまったのかと、僕は推察します。

 

 

つまりは、

 

不安と、思い込みが、

 

混同されてしまった為でしょう。

 

 

しかし、不安と、思い込みは、

 

似て非なるものです。

 

 

それは、どういう事か。

 

例を挙げて、説明してみましょう。

 

 

 

例えば、

 

『自分はブスだ。』

 

と、

 

思い込んでいるAさん

 

と、

 

不安に思っているBさん

 

として、説明してみましょう。

 

 

 

Aさんは、

 

自分がブスだと、思い込んでいるので、

 

周りからも、粗雑に扱われるし、

 

自分で自分も、粗雑に扱いがちです。

 

でも、そんな自分でも、仕方無いと、思っています。

 

自分はブスだと、思い込んでいるのでネ。

 

 

一方、Bさんは、

 

自分がブスだと、思い込んではいないのですが、

 

周りから、粗雑に扱われるかは、日によりますし、

 

自分で自分を、粗雑に扱う割合は、少な目です。

 

 

そして、他人からも、自分からも、

 

粗雑に扱われることは、仕方無いとは、思っていません。

 

自分はブスだと、思い込んでいないのでネ。

 

 

Bさんは、あくまで、

 

『自分はブスだと、他人から思われたら、どうしよう。』

 

という不安に、苛まれているダケであり、

 

自分はブスだと、心底信じているワケでは、ありませんからネ。

 

 

他人からの目線に対する、反応の問題であって、

 

あくまで、自意識の問題です。

 

 

Aさん、Bさん、共に、

 

見た目上の振る舞いは、似ているようですが、

 

内面での信念や思い込みは、異なります。

 

 

さて、不安というものは、

 

消そうとしたり、誤魔化そうとしても、

 

消滅したりはしないものですが、

 

そもそも、現実化しませんから、抱えていても、

 

それ自体は、現実面の影響はありません。

 

 

なので、不安を、どうのこうのする、というより、

 

『自分が、なぜ、不安になっているのか?』

 

の、その根源/根拠について、お気付きになり、

 

適切な対処を、なされる事が、現実面において、

 

建設的で、生産的な方法と言えましょう。

 

 

以上、今回は、コラムをお届けしました。

 

ご参考になりましたら、幸いでございまーす。

 

 

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