皆さま、こんにちは。
人生攻略アドバイザー 藤原 澄龍です。
前回と前々回の投稿が、ほぼ同じ時刻になっている事に、
昨日投稿した後、気がつきました。
なんとも言えない偶然で、意図的ではないのですが、
これにどんな意味が隠されているのな、と思います。
さて、今回の投稿は、前回の投稿 の続きとして、
『実の母親とのワーク・2016年初場所(その③)』を、
綴ってみたいと思います。
前回の投稿 において、母から、
「私はね、どうしても、その彼女(みおちゃんの事)が、許せないのよ。」
と言われた所まで、綴りました。
僕は、母に訊ねました。
「どうして、許せないと思うの?」
すると母は、
「私にしては、孫の幸福が、その女に奪われたように感じるから。」
と、答えました。
「それは違うよ。」
「何が、違うと言うのよ!」
以下、僕と母の押し問答が、しばらく続きます。
「澄龍が、その彼女と出逢わなければ、あなたは離婚なんてしなかったんじゃないの。」
「それは違うね。」
「だから、何が違うと言うの。」
「まず前提として、この世で起こる事に、偶然なんかはないんだよ。」
「・・・」(肯定もしないが、否定もできない様子)
「だから、彼女と出逢わなければなんていう仮定は、言ってもしょうがない事なんだよ。」
「じゃあ、なぜ、出逢ったりなんかしたのよ。」
「それはね、僕が、僕らしく生きるために、僕らしさを取り戻すために、必然的に起きた現象なんだよ。」
「・・・」
「このタイミングで、僕は紗栄子(前妻・仮名)と離婚して、今の妻であるみおちゃんと再婚する事を通して、僕は多くの事を学んだんだ。」
「・・・」
「これは、今の妻と出逢わなければ、経験出来なかったんだ。」
「・・・」
「そしてこれは、僕が生まれる前からあらかじめ設定していた、人生のシナリオの一部と言ってもいいのかもしれない。」
「・・・」
「そして、今、母ちゃんが、みおちゃんの事を許せないというのも、母ちゃんにとっての課題であり、試練だろうね。」
「・・・???」(あまり意味が分かっていない様子)
「母ちゃんは、老後の事について、凄く心配しているよね。そして、孫と一緒に住みたいと望んでいる。」
「・・・そうだけど?」
「僕は今、みおちゃんとの間で、子供を設けるかどうか、考えているんだよ。」
「・・・!!!」(意外そうな顔をして、目を見開いている)
「俺さ、実はもう、生まれてきた使命が分かってきたから、仕事でも発展していくと思うし、家も発展していくと思うよ。これは自信を持って言える。」
「・・・」(黙ってこちらを見ている)
「もしもさ、孫との老後を夢見ているのであれば、俺と仲良くしていれば、満更それも夢で終わらないかもしれないぜ?!母ちゃんよ!!!」
「・・・・・・・・」
「ここで、俺や、みおちゃんの事を、憎んだり恨んだりしている場合じゃあ、ないと思うぜ?!」
「・・・」
「それは、自分で自分の首を絞めているも同然。」
「・・・」
「・・・まぁ、母ちゃんが、それで良いと言うのであれば、俺は構わない。」
「・・・」
「俺にはもう、分かるんだ。母ちゃんは、僕と今の妻の事を受け容れてしまったほうが、楽になれるという事をね。」
「・・・」
「でもさ、母ちゃんが納得行くまで、好きなだけ、憎んだり恨んだりしたらいいじゃないかな?!」
「・・・」
「もう、好きにしたら良いよ。」
「・・・・・・・・」
「・・・・・・・・(ギロッ)」(確信を持った眼差しで、じっと母を視る)
「・・・・・・・・」(堪えきれず、視線を逸らす母)
「フッ・・・・・」(余裕の笑みが思わず漏れる僕)
しばらく無言の時間が訪れ、
これで、今度こそ、勝負あったかと思いきや、
母は、更なる反撃に及んできた。
「・・・あなた、息子の事が、可哀相だと思わないの?!?!」
いやはや、本当、なかなかに、しぶとい母親です。
この期に及んで、新たなテーマを投げかけてくれました。
・・・またまた長くなってしまったので、
この続きは、また別の投稿にて、綴りたいと思います。