皆さま、こんにちは。
静寂の夜の貴公子 藤原 澄龍です。
今回のテーマは、
『セッションを行う前から、価値観を押し付けるカウンセラー』として、
綴ってみたいと思います。
ここからの話は、僕がまだ、
カウンセラーのような存在して、活動を始める前の話です。
まだ僕は、カウンセラーの卵にもなっておらず、
自分自身の離婚に対して、苦悩していた時の話です。
みおちゃんと、僕が、
とある事がきっかけで、別れてしまった後に、
当時関わりのあったカウンセラーさんから、
「最近元気していますか?」と、
メールが送られて来ました。
(その別れた辺りの話は、回想録の【第90話】勃発 をご覧ください)
その時僕は、そのカウンセラーさんへの返信メールで、
「自分の離婚の事で、悩んでいるんです。」と伝えた時、
すぐに、そのカウンセラーさんから、返信がきました。
その返信は、
「何があっても、離婚はいけませんよ。」
「子供にも影響が良くありません。」
というものでした。
そう言われて、あまりいい気はしなかったのですが、
セッションの料金は、既に纏めて先払いしてあったので、
その後、その方のカウンセリングを受ける事にしましたが、
はっきり言って、自分の悩みの全てを話す気もなく、
ただ、その方の価値観を、聞くばかりのセッションでした。
僕は、ここで、そのカウンセラーさんの事を、
批判したいわけではありません。
そのカウンセラーさんなりに、
僕の事を心配されてのご意見だと思っていますので。
ただ僕は、この現象から、
事情も訊かず、価値観を押し付けられるように、
「これはダメです」とか「あれはダメです」とか言われてしまうと、
萎えてしまうタイプのようだと、思ったわけです。
そして、振り返ってみて思うのは、
僕は、母からも、価値観を押し付けられていました。
母からは、常識人であるよう、求められていました。
そして、いつしか僕も、
母の価値観に合わせて振舞うことが、
親孝行だと思い込んでいました。
その観念が、僕自身を、
大いに苦しめていたと思います。
それらを踏まえて、僕は、
決して他人に対して、そのような処遇は行うまいと、
固く心に決めています。
価値観を押し付けられる事が、僕は大嫌いだからです。
それぞれの方は、それぞれの方の価値観の下に生きているので、
それぞれの方の、人生の選択を尊重することが、
とても大切なんだと思っています。
また、それぞれの方が、どんな趣味を持とうが、
どんな発言や行動を起こそうが、
自由を尊重する必要があると、僕は思っています。
それぞれの方の現実は、それぞれの方の選択の積み重ねによって、
引き起こされることになっていると、僕は考えています。
僕は、火炙りの刑が得意な事になっていますが、
僕がクライアントさまを、罰するわけではありません。
ただ、クライアントさまの、気付いていない原因が、
露呈されるだけです。
僕は、人に対して、価値観を押し付けず、
自由を尊重しつつも、
そのお悩みの現状を引き起きているのも、
ご自身の観念に拠るものである事を指し示すことで、
クライアントさまが、お悩みから解放される事を、
お手伝いしたいと思います。
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最後までお読み頂きまして、ありがとうございます。
皆様の素敵な恋路を、陰ながら応援致します。