恋愛・不倫・復縁の心理カウンセラー 藤原 澄龍です。
皆様、ご機嫌麗しくお過ごしでしょうか。
今日は、『正論は凶器にもなる』について、お話したいと思います。
人と議論や話し合いをするには、『正論』を扱うのが得意な人ほど、自分の意見が通るものと思います。
しかし、『正論』には、凶器にも成り得る危うさが潜んでいます。
必ずしも不必要なものと否定する気はありません。
勿論、ここ一番での仕事上での競り合いや、自己を守るためには、必要になるケースもあるでしょう。
それが、ついつい、恋人同士や友達同士の間でも、正論を持ち出してばかりになってしまう人がいます。
「あなたのしている事は、○○○の理由で良くない。」
「あなたは△△△だから間違っている。」
こんな風な発言ばかりしている人は、議論には勝てるかもしれませんが、恐らく本人にとっては、決定的に困る事が生じます。
それは、『常に勝ち負けの、争いの中に身を投じる羽目になる』という事です。
なぜならば、そのような方と交友関係を持つと、常に勝ち負けの関係を迫られるかのように感じます。
なので、そのような方には、同様に勝ち負けが大好きか、勝ち負けを完全に放棄している方と、主に交流する結果となるでしょう。
共存しようと思うような温和な方は、窮屈に感じてしまい、離れていってしまいます。
いつか、孤立するかもしれません。
常に相手と勝ち負けを意識し、正論ばかりを振りかざしている方は、どれだけモットモな事を言っているとしても、残念ながら、一緒に居ても居心地が悪いものです。
『自分は悪くない筈なのに、なんだか皆に嫌われていて、居心地が悪いぞ?』
・・・もしも、こんな風に感じた場合は、一度自分の価値観を脇に置いて、相手の発言や行動を尊重して、お相手を丸ごとそのまま認めて差し上げてみましょう。
『あなたはあなたの価値観で生きていて、私は私の価値観で生きている。』
そして、
『あなたはあなたで素晴らしい。私も私で素晴らしい。』
くらいに、どちらも上下をつけず、そのままの相手を認め、受け容れてみて下さい。
それは、思うだけではなく、なるべく言葉や行動に示すようにしてください。
最初は少しだけ勇気が要りますが、少し経てば慣れます。
そして、暫くそれを続けると、必ず効果がある筈です。
「あの人は変わった」とか、
「優しくなった」とか、
「理解ある人になった」とか、
「とっつき易い人になった」とか、
言われるようになります。
人と向き合う時、正論を振りかざすのをやめるだけで、人生が激変すると思います。
私がこの身で、実証済みです。
騙されたと思って、是非ともお試しください。
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最後までお読み頂きまして、ありがとうございます。
皆様の素敵な恋路を、陰ながら応援致します。