だんだん落ち着いてきたので、
これからは、慣らし勤務のことは
まとめて書いていこうと思います。

牛しっぽ牛からだ牛からだ牛からだ牛からだ牛からだ牛あたま

人事担当者に割り当てられた仕事は、
2日間くらいで大半が終わってしまった。

仕事が忙しすぎるのもつらいが、
暇すぎるのもつらい。

休職中の人間にあまり業務を
任せられないのは承知しているが、
このままでは頭がくさってしまう。

そう思い、もう少し仕事を
もらうことにした。

内容は、迷惑にならないものを
自分で考えた。

今メインでしているのは、
広報などでPR記事を書く仕事。

県の特産品の紹介など。

情報を集めてピックアップして
規定の文字数に収めていく。

元々引き継いでいた業務で、
最も興味のある仕事の1つだった。

多くの人の目に触れることになるから
工夫して、魅力が伝わるものを
書きたいと、配属されたばかりの頃は
意欲的だった。

けれど、始まってみれば
新しい業務の数々に忙殺されて、
この仕事は片手間にせざるを得なかった。
何年か前の物を微修正して使うのが
テッパンのやり方だった。
その方が手直しが少なく済むから。

書くことは元々好きだった。
学生の頃までは、書くのが楽しかった。
でも、就職後はちょっと状況が変わった。

役所には、役所の文章の書き方がある。
堅くて無難な言い回し。

私がうまく書けたと思ったものは、
決裁の過程でどんどん手直しが入り、
自分のものではない文章が出来上がる。
自分で読んでもつまらない文章。
今まで直されなかったのは、
研修会で招いた講師へのお礼状くらいだ。

そうやって過ごすうち、
文章を書くことの楽しさは忘れ、
プライベートでも、
書くことは一切なかった。

鬱から抜けていく途中、
いろいろな意欲が湧いてきた頃に、
突然「書きたい」と思った。

それでブログを始めた。
今は書くのが楽しい。

だから、広報の仕事に打ち込めるのは
幸せなことだ。

時間があるから、情報をたくさん集め、
前回同じテーマで書いた記事は見ずに
自分で内容を組み立てることにした。

そして、来年度分の記事や原稿も
できるだけ書いておくことにした。
人事担当者に掛け合い、了承をもらった。
これで2月は暇ではなくなるだろう。

今の職場では皆新しい目玉事業に
かかりきり。
華々しく仕事している。

私のやることはとても地味な仕事。

でも、とても大事な仕事だと思う。

多くの人の心にとまるものを書きたい。

きっとまた決裁の途中で直されて、
私の物ではない記事が出来上がるけど、
もう好きなように書いてやるつもり。

今までとちょっと違うな、という記事を
書こうと思っている。

仕事に行くのが楽しみだ。