東日本大震災から13年

3月11日を前日に控えた

2024年3月10日

 

ジャパンラグビーリーグワン

D2第8節

日本製鉄釜石シーウェイブス

vs. 九州電力キューデンヴォルテクス

 

釜石鵜住居復興スタジアムで

特別な日、特別な試合

 

今年もJ SPORTSで

実況させていただきました

(IBC岩手放送さんでも放送)

 

解説は、ことしも

スポーツライター藤島大さん

ありがとうございました

 

一番心配だったお天気

 

先週の試合は雪で中止

(→3月17日に延期試合)

今週もずっと雪でしたが

 

朝から綺麗な青空!!

無事に開催されました

 

 

「東日本大震災復興祈念試合」

として開催されたこの試合で

日本製鉄釜石シーウェイブスが

28-11で今季初勝利!!

 

 

鵜住居復興スタジアムでの

釜石SW公式戦としては

史上最多となる3947人!!

 

※これまでの最多は2312人

2018.11.4 トップチャレンジリーグ

釜石SW●12-40○栗田工業

 

※スタジアム最多は

ラグビーW杯2019日本大会での

1万4025人(仮設席含む)

2019.9.25 FIJ●27-30○URU

 

鵜住居復興スタジアムで

釜石SW勝利は3勝目

2019.1.5 ○41-7 中部電力

2022.5.8 ○22-19 日野RD

 

そして、

3月11日前後の試合では

2022.3.12 ●7-55 日野RD
2023.3.12 ●19-92 浦安DR

いずれも大敗を喫していて

昨季の試合後記者会見で

小野航大主将は涙を流しました

 

きょうの記者会見

 

 

自らも釜石SWの選手として

東日本大震災を経験した

須田康夫HC(写真左)

「13年前、釜石で何が起きたのか。3月10日は「普通の日」で、その次の日にはその「普通」がなくなってしまった。「普通」にあるものに対して感謝の気持ちを持って取り組む姿勢や、最後まであきらめない釜石の文化、釜石のラグビーを自分たちが体現することで、その思いを伝えることができたら、ということをチームで共有しながら、この試合に挑みました。選手たちがこの日に込めた思いが全面に出たと思います」

 

ゲーム主将を務めた

サム・ヘンウッド副将(中央)が

2トライをあげて

プレーヤーオブザマッチ

「釜石SWで4季目となりますが、少しずつ震災のことを学んで、より身近なものとして感じられるようになりました。そして、どれだけこの日が大事な日なのかも分かるようになりました。地域の人やファンの人からたくさん話を聞いて、込み上げてくる思いはありましたし、それが今日のパフォーマンスにつながったのかもしれません」

 

釜石のみなさん、

岩手、三陸、東北のみなさん

本当におめでとうございます!