先週行なわれた
ラグビートップリーグ第4節
リコー vs. NTTコムの試合で
リコーブラックラムズの
小松大祐選手が
トップリーグ79人目となる
100試合出場を達成しました!!
おめでとうございます。
試合後、ロッカールームでは
NZ出身の選手たちが、
あのオールブラックスで有名な
「ハカ」を踊ってくれたそうです。
「僕もサプライズでびっくりした。ちょっと泣きそうになるのを我慢しました。自分がフォーカスされるのは得意じゃないので、恥ずかしかったけれど嬉しかったです。
今まで、(チーム内で)何かの記念のときにハカは見ましたが、あれだけ大人数のハカは初めて。すごかったです。感動しました。ガチのホンモノのをやってくれたので!!」
と、興奮さめやらないようす
さらに、手に持っているのは?
「NZ出身のメンバーが、マオリ(NZの先住民)が大切にしている御守を、ハカと一緒にプレゼントしてくれました。
(何という御守?)あとでちゃんと説明すると聞いたんですが(笑)マオリのリーダーになれる人に渡されるものだそうで『お前はこのチームのリーダーだ』と渡されました」
NZ出身の
ボークコリン雷神選手、
ブロードハーストマイケル選手、
そして、元リコーで
現在は栗田工業に所属する
タマティ・エリソン選手も駆けつけて
この御守をプレゼントしてくれました。
小松選手のデビュー戦は
2007年10月27日
秩父宮ラグビー場でのIBM戦
大雨・強風、観客数1,077人
100試合目は
2019年2月2日
ニッパツ三ツ沢球技場
晴れ・微風、観客数7,027人
大雨から快晴に!!
観客数は7倍に!!
日本ラグビーを取り巻く
環境が変わったことを
象徴しているような100試合目でした。
「リザーブから入ったときに、僕が13年間経験した中で一番大きい歓声を浴びて、そのときは身震いしました。一番すごかったです。あれは嬉しかったですね。
日本代表の活躍のおかげでお客さんは増えましたが、お客さんが増えても選手たちが良いプレーをしないとやっぱりそれは続かないと思うので、個人的にももっといいパフォーマンスをしようと、この年になっても思いましたね。今年は特に。」
100試合続けてくることができたのは
「ポジティブ」と「反骨心」だそうです。
「1年目のときに自動降格をした経験が大きいです。そこでネガティブにならずにポジティブに。自分が変わればチームが変わると、僕ももっと成長しようと思えました。今となってはそれを経験してよかったです。
反骨心というか、有名な選手に負けたくないという気持ちでずっとやってきました。その気持ちがあるから続けてくることができたと思います。『有名な選手に負けたくない』という気持ちは今でもずっとあります」
試合は17-33でNTTコムに敗れ、
最後も、小松選手のノックオンで
終わってしまいましたが
それでも「ポジティブ」!!
「あれは自分らしい(笑)あそこでトライをとれば記念になったと僕も思いましたけど、僕はポジティブなので、次への課題かなと。次の試合は修正してしっかりトライをとれるように頑張るきっかけにします!」
常にポジティブな35歳の
次戦、101試合目は
トップリーグ第5節
2月15日(土)13:00~
神戸ユニバー記念競技場で
神戸製鋼 vs. リコーです。
「有名な選手」がズラリ!!
なお、第4節では
矢富勇毅選手(ヤマハ発動機)
バツベイシオネ選手(クボタス)も
100試合出場を達成しました。
おめでとうございました!!