きのう行なわれた
ラグビートップリーグ第3節
キヤノン vs. NEC
W杯日本代表の
スクラムハーフ=SH
田中史朗選手(キヤノン)と、
スタンドオフ=SO
田村優選手(キヤノン)の
コンビに両チーム応援団から
大声援がおくられましたが
対する、NECのSHは
ルーキーの吉川浩貴選手
(御所実~帝京大出身)
奈良県立御所実業高校時代には
第94回全国高校ラグビー大会
「花園」準優勝メンバーの吉川選手。
その3回戦で慶應義塾に
大大大大逆転勝利した試合を
当時、実況させていただきました。
自分が実況させていただいた
高校生がトップリーグ初先発!!
なんだか親戚のおじちゃん気分です(笑)
帝京大学を卒業し
NECに入団したルーキーは
開幕節で後半10分だけ途中出場。
そしてきのう第3節
トップリーグでは初めて
大学でも「下級生のとき以来」という
嬉しい久しぶりの「背番号9」でした!!
※スクラムハーフの背番号は「9」
試合後の吉川選手
「きょうの出来は65点くらい。アタックでいい場面、いいテンポが作れる場面はあったが、ディフェンスで前に倒せなかったり、ゲインされる部分もあった。そこは修正したい。
『9番』として良いテンポをつくっていく、ゲームの流れを作っていくというのは意識しているし、キックの精度も自分の強みだと思う。
自分の強みをしっかり一貫性をもってしっかりやりつづけること。波のある選手は使ってもらえないと思うので、自分の強み・武器をいつも良い状態で出せるというところを目指したい」
嬉しいTL初先発でしたが
試合も12-38で
キヤノンに敗れたこともあり
辛めの自己採点でした。
吉川選手を抜擢した
NECの浅野良太HCは
「球をさばくスピード、パススピードに非常にこだわりを持っている。そこに関して開幕節で10分間プレーして、非常にいいものが見えたので、今回スタートで使った。ボールを動かすという意味で、きょうの選択は間違いではなかった。彼のボールをさばくスピードについては非常にいいものが見えたと思う。まだ若い選手なので経験を積みながら自信をつけてほしい」
と、同じルーキー
スタンドオフ・金井大雪選手との
若い9番10番コンビに
大きな期待をかけていました。
一方、対戦相手の
日本代表・田中史朗選手は
「球さばきが良い選手だなとは感じてはいましたが、脅威はなかったですね。スピードも速い選手なので、もっともっと周りを使いながらラグビーができたら良いんじゃないかなと思います。偉そうにすみません(笑)」
「球さばきのスピード」について
吉川選手本人、浅野HCと同じく
評価はしていたものの
まだまだ格の違いを感じさせる
余裕のコメント!!
田中フミ選手に警戒されるような
そんな選手になってほしいです
同じ御所実~帝京大出身の
竹山晃暉選手(パナソニック)は
すでに開幕戦から大活躍ですが
「(竹山選手は)活躍するやろうなとは思っていたので、別にそんなに意識はしていないですけど(笑)でも、そうやって高校・大学で一緒の選手が頑張っている姿を見ると、自分も頑張らなあかんなと思うので、それはいい刺激になっています」
竹山選手の話になると
ここだけ関西弁でした(笑)
はたしてトップリーグで
「竹山 vs. 吉川」の
同級生対決はあるのか?
パナソニック vs. NECは
第7節 3月7日(土)13:00~
熊谷ラグビー場です。
みんなガンバレ!!