TBSテレビ『あさチャン!』で

取材リポートを
担当させていただきました。
 

「沖縄で・米軍ヘリから小学校に“窓”落下」
 

 

沖縄・宜野湾市にある

普天間第二小学校の運動場に

飛行中のアメリカ軍CH-53ヘリから、

金属製の枠でできた

重さ7.7キロの窓が落下しました。

 

落下当時、運動場では

児童60人が体育の授業中で、

最も近い児童との距離は

わずか10mほどだったといいます。

 

実際に、宜野湾警察署で

落下した窓の実物を

見せていただきましたが、

こんなの直撃したら

怪我どころではすまない・・・

それほど大きなものでした。

 

 

米軍ヘリの窓が落下した

小学校の運動場の全景です。

奥に見える木々は、

もうアメリカ軍普天間基地です。

 

 

運動場の端には

鉄条網のある高いフェンスがあり

その向こう側が

まさに普天間基地なんです。

 

児童たちは、

米軍基地と隣り合せで

毎日、生活していることになります。

 

こちらの新聞をご覧ください。

沖縄の地方紙2紙の一面です。

 

 

いずれも一面は、

「オスプレイ事故から1年」

「保育園の父母が飛行禁止を訴え」

この2つの記事を大きく取り上げています。

 

今回の事故をうけての

12月14日(木)の新聞?

 

そう思った方も

いらっしゃるかもしれません。

 

実は、きのう12月13日(水)

つまり、事故が起こる前の新聞です

 

2紙ともが、大きく取り上げていたのは

 

・2016年12月13日

沖縄・名護市沖で

米軍の輸送機・オスプレイが

不時着し大破した事故から

ちょうど1年・・・という記事

 

・今月7日、宜野湾市の保育園で

米軍ヘリコプターの部品が

見つかった問題をうけて

父母らが飛行禁止を訴え・・・という記事

 

こういった米軍機の問題が

沖縄県民にとっての

「最大関心事」になっているなかで

またしても起こった

米軍機による事故でした・・・

 

けさの新聞一面

 

 

実際に、夕方5時ごろ

小学校の運動場で取材中にも

すぐ近くにオスプレイが着陸しました。

 

その後、会見に応じた

小学校の校長先生に

そのことを最後に聞きました。

 

「言葉にできません。

落下の後も旋回していたし、

悲しい気持ちで眺めていた」と

校長は、目を潤ませながら

語ってくださいました。


朝早くからご覧いただいた皆さん
ありがとうございました。

 

今朝は、

中継はありませんでしたが

もし中継があれば

お伝えしたかった光景がありました。

 

鉄条網の向こう側に

テニスボールが転がっていました。

子供たちが遊んでいたボールが

飛び込んだのでしょうか?

でも、そのボールを

取りに行くことはできません・・・

そこは、アメリカだからです。

情報番組ということで
出演日時や内容について
お知らせすることはできませんが、
 
毎週月曜~金曜日
午前5:25から8:00までの生放送です。
(一部地域除く)
http://www.tbs.co.jp/asachan/