「2016希望郷いわて国体」

ラグビー成年男子(7人制)で

愛媛が初優勝しました。

 

おめでとうございます!!

 

▼決勝トーナメント1回戦

愛媛○26-14●熊本

▼準決勝

愛媛○20-19●千葉

▼決勝

愛媛○35-26●鹿児島

 

テレビ愛媛時代に

ラグビー国体成年男子チームを

3年間にわたって

取材させていただきました。

 

15人制で行われていた

当時の目標は「3位」

 

企業チームも参加する中で

全員アマチュアの愛媛チームは、

仕事を終えて、夜の練習、

中には、その後も仕事・・・

例えば夜のラーメン屋さん!!

 

そんな環境の中でも

国体という晴れ舞台で

企業チームを倒して「3位」という

大きな目標に向かって戦う

オトナたちの青春は熱かった!!

 

一番、印象に残っているのは

2000年富山国体でした。

 

勝てば目標の「3位以内」という

地元・富山との準々決勝。

芳野裕士主将(当時)を

大会中に左足骨折で欠いた愛媛は、

終了間際に執念で同点に追いつき・・・

準決勝進出は抽選で決まることに。

 

くじを引くのは、

負傷でゲームに出られなかった

芳野主将・・・

 

岡田英二監督兼選手は

抽選を待つ愛媛フィフティーンに

声をかけました。

 

「悔いはないな!ないな!!

あとは裕士に任そう。
勝っても負けても明るく迎えてやろう」

 

 

「スミマセン、スミマセン」

 

泣きじゃくる松葉杖の主将を

全員が笑顔で迎えました。

 

抽選の末、富山が準決勝進出。

 

岡田監督「かついでやれ」

選手たち「実質3位やんけ」

 

 

岡田英二監督

「主将がケガをして、最後に抽選で負けたときにみんなが『行こう』と言った。ああいうチームワークができた、勝つラグビー以外のものを、今回は得たかなと思います」

 

芳野裕士主将

「みなさんがすごくいい人でね。キャプテンがリーダーシップをとれない分、みんなが僕を持ち上げてくれて、とてもすごくいいチームで、最高です」

 

そんな愛媛ラグビーの伝統が

ついに花開いたことを

とてもとても嬉しく思います!!

 

今日は、団体競技では

サッカー女子、テニス成年女子も優勝。

 

来年2017年は

第72回国民体育大会

愛顔(えがお)つなぐえひめ国体が

愛媛県で開催されます。