ラグビー日本代表の

ジェイミー・ジョセフ

新ヘッドコーチ(HC)の

就任記者会見が都内で開かれました。

 

 

 

ジェイミー・ジョセフHCは

ニュージーランド出身の46歳。

NZ代表「オールブラックス」のFWとして

テストマッチ(=代表同士の国際試合)

20試合出場(20キャップ)

 

また、当時は

2カ国・地域以上での代表選出が可能で、

(現在は、原則1カ国・地域のみ)

日本代表としても

1999年W杯に出場するなど9キャップ。

 

1995年~2002年まで

日本のサニックスでプレーした後、

母国・NZに戻ってコーチとなり

NZマオリ代表ヘッドコーチなどを経て、

南半球スーパーラグビー

ハイランダーズ(田中史朗選手所属)の

ヘッドコーチとして

2015年にはチームを初優勝に導きました。

 

つまり、

エディ・ジョーンズ前HCと同じく

「日本を知る」「世界的コーチ」です。

 

「こんにちは、みなさん、

ジェイミージョセフでございます」

と、冒頭は日本語で会見をはじめた

ジェイミー・ジョセフHC

 

※スポーツライター藤島大さんによると

中州の屋台で覚えた日本語(笑)

 

以後、英語での会見となりましたが

初めて生で見たジョセフHCの印象は、

 

「日本的」

 

エディ・ジョーンズ前HCのように

ジョークを散りばめることもなく

質問に対して真面目に丁寧に応対。

 

また、象徴的なのは次のシーンでした。

 

 

記者会見終了後の

いわゆる「囲み」取材のようすです。

 

本人がどこだかわからないほど(笑)

大勢の報道陣に囲まれています。

 

エディ・ジョーンズ前HCは

記者会見後の「囲み」取材は

ほどんと行いませんでした。

会見で答えているのだから

「囲み」は必要ないというのは合理的。

 

しかし、こうした「日本的」取材にも

予定時間を超えても

1つ1つ丁寧に答えている姿は、

とても「日本的」な印象をもちました。

 

もちろん、この「日本的」が

良いのか悪いのか・・・

それは結果が示してくれると思います。

 

 

ジェイミー・ジョセフHCとの契約は

日本でラグビーW杯が開催される

2019年12月まで。

 

ジュニアジャパン、U20など

日本代表の各カテゴリーを俯瞰する

「チームJapan総監督」

という立場になるそうです。

 

ジェイミー・ジョセフ新HC率いる

新生ラグビー日本代表の初戦は

「リポビタンDチャレンジカップ2016」

11月5日(土)秩父宮ラグビー場で

W杯4位の強豪・アルゼンチンと対戦。

 

ジェイミー・ジョセフさん、

私たちのラグビー日本代表を

どうぞよろしくお願いします。