今日は、日本武道館へ

日本武道館

ポール・マッカートニー
49年ぶりの・・・

ではなく(笑)

毎年4月29日は
全日本柔道選手権が行われます

全日本柔道選手権

体重無差別で行われ
正真正銘の柔道日本一を決める
特別な大会であると同時に、

今年8月に
カザフスタンで行われる
世界柔道選手権の
男子100kg超級の代表選考

さらに、
来年のリオ五輪へつながる
とても重要な大会です。

【優勝】
原沢久喜(日本中央競馬会)
【準優勝】
七戸龍(九州電力)
【3位】
王子谷剛志(旭化成)
西潟健大(旭化成)

※敬称略

大混戦が予想された中、
「5強」のうち4人が勝ち進み、

大会を通じて
積極的に技をかけ続けた両者が
決勝に進出した印象でした。

一昨年準優勝の22歳・原沢選手が
昨年世界選手権銀メダルの
七戸選手を破って初優勝。

また、
学生時代に実況させていただいた
原沢選手、王子谷選手の
準決勝での対戦は
個人的には手に汗を握りました。


愛媛県関係では、

法兼真(のりかね・しん)選手
(愛媛・新田高校教員)が
四国予選で優勝して初出場!!

81kg級や90kg級で活躍していた
30歳の法兼選手は、
1回戦で、同じく中量級の
山下諒輔選手(静岡県警察)と対戦。

法兼vs山下

法兼vs山下

惜しくも初戦で敗れましたが、

新田高校時代にインターハイ優勝。
筑波大、ALSOKでも
国際大会で活躍した法兼選手。

母校教員となった30歳の
新たな挑戦に拍手です!!

指導者表彰

また、開会式のあと
優秀指導者表彰が行われました。

昨年の世界選手権やアジア選手権の
メダリストたちが柔道を始めた頃の
指導者の先生方が表彰されました。

このうち、愛媛県関係では

昨年の世界選手権
男子73kg級金メダル
中矢力選手(ALSOK)を
松山西中学校時代に指導した
松本卓さん

指導者表彰

そして、
同じく、昨年の世界選手権
女子57kg級金メダル
宇高菜絵選手(コマツ)を
柔の道に導いた
父・宇高誠二さん(故人)が
表彰されました。

指導者表彰

「一番天国に近いところで報告するね」
その約束を果たした世界柔道での
涙のインタビューを思い出すと
またウルっときてしまいます。。。

なお、
世界選手権100kg超級代表は
今大会準優勝で
昨年の世界選手権銀メダリスト
七戸龍選手が選ばれました。