きのう27日に開幕した
第94回
全国高校ラグビー大会

『花園』

大会2日目の今日から
J SPORTS中継に
参加させていただきます。

ありがとうございます。

花園第3グラウンド

今日は担当した2試合は
いずれも花園第3グラウンド。

花園第3グラウンド

左手前の小屋が記者席で、
その隣がJ SPORTSの実況席。

そして
いつものことですが
カメラパーソンの皆さんをはじめ
制作・技術スタッフの皆さん
本当にお疲れ様です!!

さて、
最初の担当試合は、

第3グラウンド第2試合
■1回戦
近大和歌山(和歌山)
vs.高岡第一(富山)

解説は
立正大学ラグビー部監督
堀越正巳さんでした。

堀越正巳さん

初出場校同士の対戦は、
高岡第一が
15-12で逆転勝利しましたが、

高校ラグビーらしい
感動的な試合でした。

一言で表現するなら

「いいものを見ました!」

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和歌山県勢24大会ぶりの
花園勝利を目指した
近大和歌山の
背番号5・ロック=LO
栗山宙(おおぞら)選手は、
中学時代に
空手の全国優勝経験がある強者!

近大和歌山ラグビー部には
高3の9月に入部しました。

2年時の新人戦で
1度だけ助っ人として参加し、
全くルールもわからず
※前に落としたらダメ・・・
ということは知っていましたが(笑)

「ボールを持ったら走れ」

と言われて走ったら
前年度花園出場校の熊野高校から
トライを奪ってしまったという
マンガのような本当の話。

そして、
正式入部わずか4ヶ月で
「花園」出場切符をつかみ
ラグビーの聖地でも
そのアスリート能力を発揮し
相手DFを突破するシーンは
迫力がありました。

でも、
ラグビーはこれが最後。

2020年東京オリンピックで
空手で金メダルを獲ることが
これからの目標だそうです。

近大和歌山

「この仲間と一緒だから
ラグビーができたんです!!」


そう語った栗山選手(左)

大学でもラグビーを続ける
No8美﨑正次選手(右)とともに
流した涙・・・

「いいものを見ました!」

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第3グラウンド第4試合
■1回戦
土佐塾(高知)
vs.黒沢尻北(岩手)

解説は
ラグビー日本代表
ジェネラルマネージャー
岩渕健輔さんでした。

「最初のプレーが
勝敗を分ける」という
岩渕さんの解説どおり、

前半4分
黒沢尻北は
敵陣22mライン内で得た
ペナルティキックから、
FB15番梅津友喜選手が
なんと逆サイドへキックパス!

それをWTB11番
小田中玲志選手が
しっかりとトライを決めて
試合の流れを一気に掴みました。

結果は
黒沢尻北43-5土佐塾

・・・でしたが

前半38-0
後半5-5

土佐塾の西村保久監督は、
「なぜハーフタイムの指示を
試合開始前に出せなかったか
本当に悔やまれる」と
唇を噛みしめました。

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さて、

今回の『花園』
J SPORTSの実況陣には

この人も参加!!

篠田アナ

とちぎテレビの
篠田和之アナウンサー。

いつも
夏の高校野球栃木大会で
お世話になっていますm(__)m

先日の
ラグビー大学選手権に続いて
J SPORTSに登場ですが、
意外なことに
「花園」初実況だそうです。

とはいえ、さすがの実況!!
おつかれさまでした。