今日まで福岡でした。

レベルファイブスタジアムで
ラグビートップリーグ
セカンドステージ最終節
コカ・コーラウエストvs九州電力

J SPORTSでの実況でした
ありがとうございますm(__)m

TL最終節

解説は
日本協会リソースコーチ
ラグビーモチベーターの
野澤武史さんでした。

グループB:7位(全体15位)の
コカ・コーラウエストと
グループB:8位(全体最下位)の
九州電力の対戦。

自動降格か入替戦か・・・

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自動降格を逃れるための条件
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【コカ・コーラW】
勝ち点1以上
つまり敗戦しても
4トライ以上or7点差以内

【九州電力】
勝利のみ
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高校・大学ラグビーの
トーナメント方式のような
壮絶な戦いとなりました。。。

結果は

コカ・コーラウエスト
○37-26●
九州電力

勝ち点5を加えた
コカ・コーラウエストが
グループB・6位で入替戦へ

九州電力は
自動降格となりました。。。

一時は
九州電力が19-17で逆転し、
このままいけば
九州勢2チームとも
自動降格脱出・・・
という時間帯もありました。

試合後に
スタンドのファンの方に聞くと
そのままでよかったのに・・・
という声も聞かれましたが(^^ゞ

九州電力に引導を渡した
ビッグプレーをいくつも見せ
マンオブザマッチに選ばれた
コカ・コーラウエストの
豊田将万キャプテンが

「同じ九州同士・・・と
言っていられる立場ではない。
どちらが本気で勝ちたいか」


そう試合前に語ったとおり
スタンドの思惑など関係なく
最後までトライを奪い
目の前の勝利にこだわった
コカ・コーラウエストには
拍手を送りたいと思います。

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一方、九州電力は
松本允キャプテンが
怪我は癒えたものの
まだメンバー入りできずに
スタンドからスーツ姿で観戦。

「大事な戦いを
この服装で迎えるのは
複雑な心境だが、
いつでも行ける状態にある。
もちろん入替戦でも!!」

「ラグビーはタックル!
相手よりも気持ちを強く
キックオフから100%で」

メンバーを送り出しました。

しかし、3.11以降
会社の置かれた状況が変わり
十分な強化ができない中での
トップリーグ復帰2季目でした。

北海道合宿にも行けず、
ナイター練習もできず、
大型補強もできずに
外国人選手もたった3人だけ。

ただ、
その3人の結束力は強まり、
シーズンを通して戦い抜いて
この最終節でも
チームのために奮闘しましたが
あと一歩及ばず。。。

試合後の彼らの目は
涙で濡れていました。

「助っ人」として来日した
プロフェッショナル選手が、
ほとんど地元・九州出身者の
社員選手と共に戦った証。。。

もらい泣きしそうでした(T_T)

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最終節の結果、
グループBの順位は

1位 クボタ
2位 近鉄
3位 リコー
4位 豊田自動織機

※以上4チームは
日本選手権
ワイルドカードトーナメントへ

5位 NTTコム
6位 コカ・コーラW
7位 NTTドコモ

※以上3チームは
入替戦へ

8位 九州電力
※自動降格