最近はエコが流行っているのですが、中身のあるエコロジーはほとんど無いように思います。
「地球温暖化を止めたい」だの、「ゴミ問題を解決したい」だの、
聞こえのいい内容の話はよく聞きますが。
みな一律に"恐らく地球によいであろう行為"の模倣しか行いません。
企業がそれらしいエコを行えばイメージがあがるでしょう、
要するにコマーシャルです。

主体性のあるエコロジーな活動を行っている人が増えない限りエコロジーには意味がありません。

いわゆるエコな活動に疑問を持った事はありますか?
私は様々なエコロジーの活動に疑問を持っています。
大規模な話だと、二酸化炭素の削減。
最終的には排出量取引を行い地球全体の二酸化炭素排出量は変わってないけれど、
なぜかみんな目標の排出量以下に収まり
さらにお金は動き政治家は喜び大団円。
なんとも下らない茶番です。

そもそも現在の二酸化炭素の増加量ではこれほど気温は上がらないのだとか、
二酸化炭素が温暖化の一因にはなりえるため二酸化炭素を減らそうとしているのが現状です。

他にはエコバッグ、エコな方々はビニール袋を敵視してますね。
確かにビニール袋を貰わない事で一見エコには見えます。
ただ、私は貰ったビニール袋をゴミ箱に被せて再利用してます、
同じ事をしてる家庭が多いように思いますが、
エコバックを使う事によりビニール袋を貰わなくなった場合、
ゴミ箱用にゴミ袋を買うのですか?
完全に本末転倒です。
必要量以上にはビニール袋を貰わず、
エコバックとビニール袋を共存させる事が良いと私は思います。

他には、ゴミの分別。例えば3種類に分けるとします。
輸送の燃料費、コスト、手間、処理施設、すべてが3倍です。
ペットボトルなどはリサイクルできると言いますが、
高分子は劣化しやすくあまりリサイクル向きでは無いです。
金属に関しては融解、再利用できるためリサイクルは有効。
ゴミ分別は金属、金属以外程度が良いそうです。

今回はエコロジーの話に関して書きましたが、
その他のことに関しても皆さんは入ってくる情報を鵜呑みにして動き、
まるで前に習えといった具合に操られていませんか。

皆が行っている事や、一般的な認識にも一度立ち止まり疑問を投げかけてみる事から進歩や発見があると思います。
天動説が常識であった時代に、
それでも地球は回るといったガリレオの様に
大多数にとらわれず主体的に考え主張できる人間が増えなくてはならない思います。
何に対しても考える人間でありたい、私はそう思います。