海まで | 紫苑の扉

紫苑の扉

主にストーリーと詩を書いています。
あるがままに、そのままに・・・。
徒然に気ままに

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 自転車のペダルを踏み
 真っ直ぐに伸びる一本の道を行く
 上り坂下り坂
 髪を弄ぶ疾風を受けて
 ただひたすら走り抜けていく

 自転車のペダルを踏み
 緩やかに広がる湾岸を目指す
 潮満ちた海の瞬きを捉え
 眼下に広がる息吹く命を
 瞼に焼き付ける為に・・・

 白波の鼓動と煌く陽光の輝き
 久しく馴染んだ望郷の
 爽快な青を目に焼き付けて
 自転車のペダルを踏み
 真っ直ぐに伸びる一本の道を行きつ戻りつ・・・



                             ― 紫苑 ―