工藤 俊作という旧日本軍の海軍軍人の事を、恥ずかしながら最近知りました。

私は戦争体験者ではないし、軍事的な事に関してはど素人ですから、積極的に調べる事をしていませんでしたが、「武士道」というものは知っておいたほうが良いと思います。
戦争の中での悲惨な事も知るべきですが武士道と言えるものはやっぱり知っておくべきだなと思います。 


工藤俊作は最近のニュースでも取り上げられていますが、駆逐艦「雷(いかづち)」の艦長だった時に、撃沈したイギリス軍の軍艦の乗組員の救助を命じた人物です。
海上に浮いていたイギリス兵達422名を救出し、手厚く迎え、オランダ病院船に引き渡したという事です。

その時の雷の乗組員は220名だったのですから、これがどのくらい思い切った決断だったのか考えてみると工藤俊作もそうですが乗組員達全員の人としての器の大きさを感じます。





かつては世界最強といわれた日本海軍。 確か負けた事が無いと聞いた事があります。 まぁそんな事はアレですけど。
日本は古代から内戦も何度も体験している島国ですから。 海洋民族としての戦上手な所は群を抜いていたのかもしれません。

現在は飛行機を作れないようにされている日本。 日本製のものは軍用機はおろか旅客機も作らせてもらえない国なのだとか。
現在の海上自衛隊は空母や駆逐艦が無いそうです。

しかし・・・侵略の兵器を持てない分、自衛に関しては非常に密度の濃い戦術ができるようになっているとの事。
大変侵略が困難な国に・・・なっている。

日本は本当に戦争になってしまったら怖い国なのかもしれません。





戦争当時は本当に負け知らずの日本海軍。 何かしらの自負というか余裕もあったかもしれませんが・・・あきらかに定員オーバーでも敵兵を助けようという気持ち。
これはやっぱりすごいと思います。

60年近く誰にも知られなかったというのも本当に驚きです。






工藤俊作・・・勝手ながら看させていただきましたが・・・

一見、そこそこかな・・・という生まれなのですが「ひとつの道」に専念したら偉業を成し遂げる星を持っていたようです。
その道を極めていたからこそ、戦争中であったとしても冷静に英断を下せたというわけでしょう。





戦争は体験してませんが。 もう二度と戦争はあって欲しくないですね・・・

しかし。 銃も刀も持った事はありませんが、武士道というものに関してはやっぱり忘れてはならない日本人の魂と言うものを感じます。
学校教育では当然やりにくいでしょうけれど、武士道を習う所があったほうが良いのではないかと思います。


本日もご拝読ありがとうございました。
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