約1年前に、こんな記事を書いていました。
この記事からも分かりますが、6年生になっても5年生の時と比べて劇的に勉強量が増えることはありませんでした。平日は最後まで、そんなに勉強できなかったなあ…インプット(ナビ)よりもアウトプット(問題演習)の割合が増えていくにつれ、少しずつ、時間あたりの勉強量は増えていった感じはしますが。
新6年生の春休みからGWにかけて、算数の「四科のまとめ」に取り組み、基本の穴埋めをしました。とても基本的な問題が集められている割に「解いたことあるのに〜
」という感じで思っていたほどは解けなくて、母娘で演習量不足を実感。自力で全問解けるまで解き直しました。このタイミングで穴埋めができたことで、その後の算数に少し余裕ができたように思います。息子の時には「プラスワン問題集」でそれをしようと思ったのですが、難易度のより低い四科のまとめをこの時期につぶせた娘の方が、楽に力がついたような気がします。学力に応じた問題集を選ぶことの大切さを感じました。
この頃から、5年生の頃は60を超えることがあまりなかった組分けテストの偏差値が、社会以外(社会は夏以降の合不合くらいから)60を超えるようになりました。一通り単元学習が終わって、テストの範囲が広くなったからかなあと思います。
夏休みは、さすがに猛勉強(娘比)。
四谷大塚の夏期講習テキストを隅から隅まで勉強しました。算数で間違えた問題を「間違いノート」としてルーズリーフにストックして、後で解き直しました。夏休み中に1回、更に冬休みにもう一度取り組みましたが、これが秋〜冬に娘の引っかかっていた問題のレベルにちょうど良かったようで、大当たりでした。算数の偏差値が60くらいで、もう少し力をつけたい女子校志望(難関男子校や共学校だと、もう少し難しい問題まで解くことが求められるかも)のお嬢さんには、6年生の夏期講習テキスト、おすすめです。
予習ナビ(Cコース)は、最後まで登録していましたが、後期は算数のわからない問題を見るくらいで、あとは見ていませんでした。他の科目は解答を見ながら私と一緒に解いたり、自力で理解したり…で事足りましたが、算数は解答よりもナビの方がわかりやすいそうで、続けていてよかったと思います。また、算数の応用問題については、ナビで指定されていた問題のみに取り組み、その分の時間を基本問題のとき直しをしっかりすることに使いました。
秋からは、毎週末に過去問演習。
この頃には、普段の勉強はほぼ自立していましたが、過去問だけは一緒に解いて、2人で「もっと点を取るためにはどの問題をどのように解けば良いか」と話し合いました。
演習を重ねるうち、特定の学校の国語がイマイチ点が取れず…誤答をよく見たら語彙が足りない!ということに気づいたり、社会や理科の知識が圧倒的に足りていないことに気づいたりと、娘が自分の学力を見直すきっかけになりました。…と、言っても、このようにスイッチが入ったのは年明けで、秋はずーっとやきもきさせられたのですが…。
秋の間は、次々責任者を引き受けてくる学校行事に振り回されて勉強に気持ちが向かず、成績は伸びませんでした。それでも春休み〜GWに算数の穴埋めをしたこと、夏休みに地道に問題演習をしたことが効いたのか、合不合の偏差値は9月をピークに右肩下がりながら、60を切ることはありませんでした。
