印象と違う… | いざNEXT LEVEL! 徒然なるままに…

印象と違う…

またまた、フィギュアネタになりますが、

今回は見た目の印象と実際の点数の乖離について…

今回のファイナルに限らず、特にジャンプでの得点に印象との開きが大きいようです。

これは現在のISUの採点方式が要因でしょう。

ジャンプなどの要素の得点は技術点に加算されます。
始めに、ジャンプに限らず、要素にはそれぞれに基礎点と言うものがあります。現在は一応、ジャンプでは1Tから4Aまでの基礎点が定められています。

まず、ジャンプの減点の要因として回転不足(ダウングレード【<】)、! 、eがあります。

さらに、ジャンプにかぎらず、すべての要素にGOEと呼ばれる、その技の出来映えを一定の得点幅で評価し加点や減点を与えるシステムがあります。

あとは、もっとも分かりやすい転倒でしょうか?

この中で厄介なのが回転不足です。

一見ジャンプに成功したように見えても、およそ4分の1回転以上足りない場合、回転不足となり、表記には<がつきます。

転倒していなかった場合、4S(基礎点10.3)を例にとりますと、
4S<と表記されますが、採点は3S(基礎点4.5)からさらに規定によりGOEによる減点をうけ、今回の安藤さんのように2.9しか得点がもらえません。

さらに、今回のキム選手のように3Sで回転不足のうえでの転倒となると2S(基礎点1.3)から転倒による減点-1.00をうけ0.3しかもらえません。

ただ、演技後半でのジャンプは基礎点が×1.1されるので1.43からの減点で0.43でした。

このように、一見成功したように見える回転不足による減点は大きく、分かりにくいので厄介なのです。

ですので、転倒していなかった選手と転倒した選手の点差が僅差である場合があるのです。

ただ、トリプルを回避し、ダブルにした場合は回転不足にはならず、回転不足のトリプルを跳ぶより、難易度の低いダブルの方がGOEの加点がついて、高得点になることもある。

ちなみに、前回書き忘れましたが、ジャンプにはコンビネーションとシークエンスジャンプとあります。

通常、コンビネーションジャンプでは、踏み切り足の都合上、次のジャンプはT、Loのどちらかになります。

しかしジャンプシークエンスの場合、ジャンプとジャンプの間にステップやターンを挟むことで、他の種類も跳ぶことができます。
(表記例 3T+3S+SEQ)

この場合、基礎点は×0.8されます。