今朝こんなポストをXで見かけて、思うことがあったのでブログにしたいと思います。

あくまで私の個人的な意見ですし、私も一度しか経験したことないことを元に書いているので偏った意見である可能性は十分にあります。

ご了承頂けると幸いです。

 

 

 

 

 

 

10年以上前の話だそうなので、今は色々と変わっているといいなと思っています。

 

 

 

当初、私は初産だし、実家の助けがあった方が心強いと思い、日本で里帰り出産するつもりでいました。

 

 

 

しかし、実家の周辺では無痛分娩を行なっている病院が無く、また産婦人科も車で40分の距離のところにしかない(以前は車で10分のところにあった)ということがわかったので、アメリカで産むことにしました。

 

 

 

結果的には良い決断をしたなと思っています。

 

 

 

私はお産の最後の二時間は赤ちゃんのポジションの関係で背中側に陣痛が来て、硬膜外麻酔が効かず、最後は激しい陣痛を感じました。

それでも、無痛を選択して良かったと思いますし、自分で経験してみて「これ麻酔無しで産んで生きて帰って来れるのすごい」と思ったくらいです滝汗

 

 

 

特にアメリカは産んでから1, 2泊で退院して家に帰されるので、ダメージを最低限にしてお産することが大切。

そのせいなのか、アメリカでは7割強の妊婦さんが無痛分娩を選ぶんだそうです。

 

 

 

そんな簡単なことじゃないというのは重々承知ですが、もし無痛で産みたいという妊婦さんがいて、お金の問題で無痛を選べないとしたら、入院期間を短くする代わりに出産一時金の範囲で無痛分娩が選べればいいのに、と私は思います。

 

 

 

入院期間が6日から3日になれば麻酔代くらい出ないか?と思うのです。

 

 

 

私は例え入院期間を短くしてでも無痛分娩を選びます。

もし第二子を授かることが出来たら、迷わずまた無痛にします。

 

 

 

無痛分娩の話はこれくらいにして、ツイートの話題である母乳について少し書きたいと思います。

 

 

 

私は入院中に授乳の専門家(lactation specialist)が病室に来て下さってレクチャーを受けるることが出来ました。

赤ちゃんをどのように吸い付かせるか、どのようなスケジュールで授乳をしていくべきかなど、授乳の基礎を学びました。

 

 

 

私がお産をした病院ではその後も無料の授乳ミーティングに参加することができ、そこで専門家に診てもらったり、質問したりすることも出来ました。

また、有料ですが(保険でカバーしてくれる場合も有り)自宅に専門家の方に来てもらうことも可能です。

 

 

 

このツイートを見ると、ずいぶん厳しいなぁと悲しくなりました。

産後の身も心もボロボロの状態で、ホルモンも荒れ狂っていて、慣れない赤ちゃんとの入院生活、家族とも隔離され、そんな状況でこんな扱いを受けたら誰だって辛いと思います。

 

 

 

助産師さんや看護師さん、お医者さんにとっては何百回も経験する、日常茶飯事のお産だとしても、私達にとっては特別なライフイベントだということを忘れないでほしいなと思います。

 

 

 

私は病院で皆が励ましてくれて、優しいスタッフさんばかりでラッキーでした。

また、明るい雰囲気なのもすごく良かったです。

 

 

 

また、当時は何もわからないのに!?と思ったのですが、今となってはとっても良い制度だなと思ったのが、birth plan(お産計画書)を用意してお医者さんや看護師さんたちと共有できることです。

 

 

 

私はわからないことも多かったので、ネットでテンプレートを入手し、自分の希望をわかるところだけ記入→検診の際にお医者さんにチェックしてもらいました。

 

 

 

お産計画書通りにお産が進むとは限りませんが、無痛分娩の希望をするか、誰が立ち会いをするか、入院中誰の訪問を許可するかなどの基本的なことから、お産の時の部屋の明るさや、音楽を希望するかどうか、お産の時に試したいポジションなど細かいことまでリクエストすることが出来ます。

 

 

 

何部か印刷しておいて、当日看護師さんに渡すと良いです。

 

 

 

そしてまた母乳について話せてない驚き驚き驚き

 

 

 

私は完母で育てていますが、完ミでも混合でも育てばいいと思ってます。

特に、完母がお母さんを精神的に追い込むなら、それは本当に本末転倒というか、良くないことだと思います。

 

 

 

あくまで、個人の自由であって、専門家だとしても過剰な口出しは要らないと思います。

これに限っては旦那さんですらも奥さんに任せてほしいと思うくらい。

だって母乳を出せるのはお母さんしかいないんだから。

 

 

 

旦那さんは黙ってオムツでも替えておけ指差し泣き笑い

 

 

 

この漫画を見て、産院でこんなチクチク言われたりすることがあるんだと思いました。

産後はポジティブ100%でお願いしまって感じ赤ちゃん泣き

 

 

 

私も乳頭マッサージのことは耳にしていたので、こちらの産婦人科の先生に質問したのですが、「そんなことしなくていいよ」とバッサリ言われちゃいました笑

ちなみに、アメリカでも会陰マッサージは奨励されています。

 

 

 

「産後は少しくらい寝なくても大丈夫なの!」は「今さっき産んだばっかりだもんね、大変だよね」で良くない?

そんな言い方しなくても泣くうさぎ

 

 

 

うちの息子は2750gで生まれて、3日後には2540gになっていました。

200g以上減っていたので、「母乳だけだと体重が減るのは普通だけど、一応2日後にもう一回連れてきてね」と小児科の先生に言われました。

 

 

 

そして、2日後には無事増えていたので「もう心配ないね、一ヶ月検診で会いましょう」と言われました。

 

 

 

これくらい体重が減っていても大丈夫なんですよね、それが普通なのかと。

 

 

 

授乳前と直後で体重を測って何ml飲んだか把握するっていうのも産後で自然と神経質になっているお母さんには追い込みをかけるようで、辛いことだと思います。

 

 

 

胸のマッサージについても、最近お産をした従姉妹も「病院でされてすごく痛かった」と話していたので今でもあるのかなと思いますが、英語で検索すると「It shouldn't hurt(=痛むほどマッサージするべきでない)」と書かれています。

 

 

 

特に胸が張っている時は私は触るのも不快だったので、シャワーを浴びたりして胸を温めてから搾乳したり授乳したりしていました。

 

 

 

赤ちゃんの吸う力ってすごく強いですから、大抵の詰まりは赤ちゃんが解消してくれるとも書いてありました。

乳腺炎ってなる人が多いのかもしれませんが、過度に恐怖を煽るのも良くないなと思います。

 

 

 

作者さんが第二子をお産みになった時には、産院が方針転換をして、よくサポートしてくれるようになったというハッピーエンドでした。

作者さん産後の大変な時期に時間を掛けてフィードバックを書いてとても偉いと思います。

これで助かったお母さんたちも多かったと思います。

 

 

 

妊娠中や産後は痛みや不快感があって当たり前なのかもしれませんが、それでも優しく寄り添って欲しいと思うのは甘えでしょうかちょっと不満

 

 

 

アメリカは医療費が高く、嫌になることも多いですが、いい意味でも悪い意味でもアメリカの医療機関は客商売なので、スタッフが親切なことが多いです。

 

 

 

皆さんが良いお産体験が出来ますように、そういう世の中になればいいなぁと心から思っています。

特に、今この少子化の社会で、貴重な赤ちゃんを産んでいるのだから、VIP待遇くらいでもいいくらいだと思います泣き笑い

 

 

 

 

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