さて、素人が玄人の手解きを受けながら
進むXJR510カスタム計画も佳境を迎え(?)、
前回と今回でフロント周りの諸々をお送りしているわけです。
ステム周りの分解と旧アウターレースの除去が終わり、
いよいよ、新アウターレース圧入とステム組み込みです。

ステアリングポストの上端と下端それぞれにレースを打ち込みます。
この際、古いレースをガイドとして用い、
新しいほうに重ねて叩いて行きます。

まず下側を攻める。
真っすぐに(水平に)打ち込むのが難しい。
ステアリングポストにはキャスター角がついてますから。
スネアドラムなど打楽器の打面ヘッドをチューニングする際、
対角線上に圴一のテンションで締めて行く訳ですが、
アレの要領で少しづつコツコツと叩いて行きました。
上側は下に比べれば幾分かやりやすいです。
しかし油断は禁物。
余計な所を叩いてしまい塗装が…

チップ傷まみれ。
なに、勲章さ。
DIYの楽しさの代償ですか、これも。
下側のレースのもう一方をステムシャフトにも打ち込みますが
これが「ほんとに入るの?」と思うほどキツキツ。

どうやって入れるのか?
こうです。

座って足でステムを挟み打ち込みます。

道具は貫通ドライバーとナグリ。
しかし今回はステムごと交換だから、
この作業叩いて入れるだけですが、
通常ならばステムからレースを引き抜かなければならない。
これは考えただけでもゾッとするね。
タガネとか入れて叩くんでしょ?
ほんと隙間なんかありませんよ。
良かった、新しいステム安く買っといて。
打ち込み作業開始から数十分、
かなり奥まで入りましたよ。

これも均一に水平を保ちつつ入れてきます。
神経使うわぁ。
金属ってつくづく不思議なモノですね。
硬いのに柔わらかい。
人も斯くありたしですな。

遂にステム根元までレースが入りました。



ベアリングにグリスを塗布し
バラした逆順に組み付けて行きます。

フォークには既にハイパープロのスプリングと
#15のフォークオイルが組み込み済み。

カスタム全期間通じて、
ネジ焼付防止剤(スレッドコンパウンド)という
グリスもほとんど(ピボット周り以外)のネジに使用。
カジリ防止に欠かせません。

フロントフォーク付きました。

トップブリッジには新しいハンドルポスト、
POSHスーパーバイクブラケットが付きました。
同じく、POSHのイニシャルアジャスター TYPE-1を装着。
スペーサーも付属のものに交換。
アジャスターをネジ込むとき、
バネのリコイルがキツくて挫けそうでした。

そしてBELLに在った、これまたPOSHのスーパーローバーをセット。
POSHの部品多いなぁ。
でも好きなんです、POSH。
XJR400用の部品が
POSHにもかつては沢山ラインナップされていましたが、
ボアアップキットを含め現在は廃盤の製品が多いのが残念。
ハンドルバーに関してはスゴく悩んで決めかねていたので、
ガッちゃんが「コレならあるよ?」と出してくれた
スーパーローバーが、運命の出会いだったのでしょう。
すごく助かりました。
チタン色が良いんですよね。
シルバーのブレースとバーエンドが欲しいです。

ひとまずこれまで。
ステムとベアリング、フォークバネ交換の
その効果の程がわかるのは、ウ~ンと先の話ということだけは間違いない。
フロント周りはもう少し作業があります。
つづく。
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