楽しいDIYバイクいじりは留まる所を知らず
車体全域でのカスタムへと範囲を拡大。

YAMAHA XJR510、終わりが見えてきません。

前回はリア周り(スイングアーム&ブレーキ他)をイジったので、
それなら次はフロントだ…と
意気揚々と作業を開始。

とその前に、
フロント周りカスタム計画のおさらいを。

●フロントフォーク交換
 スプリングとシール類を交換済みのものに付け替えるだけ
●イニシャルアジャスター取付け
 POSHのタイプ1エアバルブ付きを取付け
●ステムの交換
 新品の純正品に交換
●ステムベアリングの交換
 新品の純正品に交換
●ハンドル/ポスト交換
 LOWタイプハンドルとPOSHスーパーバイクブラケットに交換
●ブレーキディスク交換
 298Φ→320Φ
●フローテイングピン交換
 320Φ化に伴いピンも交換

これを今日からヤリます。



リアは以外と楽勝だったので
今回もスムースに進めば一日で終わるのでは?
との安易な思惑は見事にハズれ
しばらく格闘を余儀なくされる。

さあ、ともあれ作業開始。
子供の頃からバラすのはわりと得意。
しかし、組み立てると部品が何故かあまるタイプです。
まあいいや。



フロントホイールを外す。



素人だからキャリパー外さずにアクスルシャフトを抜いて
ガキン!とホイールにキズをいかす。

誰かに観られてなかったかキョロキョロ確認。

フォークを優しく抜き取ります。
これはトップブリッジとアンダーのネジ計6を緩めるだけ。



次いでトップブリッジを外す。
これもステムボルトを緩めるだけ。

ここまではすんなり。

ステムを外しますというか
抜きます。



トップブリッジを取ると
現れるステムナットをリングスパナで外します。
しかし、これが噛まないし材質が柔おいのか
グニュっと広がる。
アジャスタブルリングスパナ(リング径Φ35~Φ75対応)があると絶対便利。



外したステムを見るとやはり汚れています。



これから取付ける新品はほれ、この輝き。

さて、新ステムを組み込む前に
ベアリングのアウターレースを外さなければなりません。



フレームのステムシャフトの上下にあります。

圧入してあるのでマイナスドライバーとナグリ(金槌)で叩き出します。

この作業はやはりカンと経験が必要ということもあり、
ベルモト(BELL MOTOR-CYCLE)の店主ガッちゃんにお任せしました。
ありがとう!ガッちゃん(泣)

これはかなりの難作業。
ベアリングプーラーを買ったほうがいいです。

といいますのも、
ステム下部のレースはポスト内部に2カ所の溝が設けてあり
そこへドライバーをあてて叩けばポロリと外れます。



これは簡単なので私が作業しました。

しかしステム上部のアウターレースは…
ポスト内部面とレースが、
ほぼ、面イチ(同一面)なので
引っかかりがありません。
ステム下部にはあった溝がステム上部には無いのです。
何度も言いますが、
ベアリングプーラー買いましょう(笑)。
上向きの作業は姿勢も力を入れにくく辛いです。



ガッちゃんの粘り強く繊細な作業の結果、
遂に除去に成功。



疲れた。



外すのにこれだけ苦労ということは、
新しいレースの圧入作業たるや、どうなん?

しかもステムシャフトにもレースを圧入しなければならない。
そりゃそうだ(上下のベアリング分のレースがあるんだから4つです)。

さて、ベアリングの摩耗はどれほどのものかと
外したレースを比べてみた。


新レース

旧レース

やはり接触面のカーブ(勾配)が古いほうは急です。
新品はなだらか。

擦り減ってるんだねぇ、ベアリング。
なんでも日本のベアリングは世界一だそうで、
真円率がこれ以上無いほどまん丸なのだそうです。
東京の下町や東大阪の工場で作られているのでしょう。
NASAから注文がくるらしいから本物ですよ。
元々はサイコロ状の鋼鉄を
平らな板で挟んでゴリゴリ角を落として行って
丸にするってんですから驚き。
機械で大量生産ではないんだね。
玉の大きさもまちまちだし。
本当にスゴいね職人業は。

もしもパチンコ玉がベアリング球だったら、
一度固定すればすべて同じ軌道を描いて
Vゾーン(穴)に吸い込まれて行くらしい。
確率変動もあるけど負けないだろうね、そうなれば。

そう考えると、この忌々しいベアリング交換作業も
ありがたい作業に思えて来ました(ほんとかよ)。

ステム交換作業はリア周りほど甘くはない。
まだまだ序の口。
今回は外しただけ。
次回、新アウターレース組み込み編へとつづく。

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