
レンタルビデオ屋さんの前を通りかかる。
そういえば、最近借りていない。
その理由は、公開とセル・ソフトの発売タイミングが近くなったことと、
DVDの売価が安くなっていることが主な原因だ。
あんまり久しぶりなので、
どんな新作があるのか気になって覗いてみる。
マイナー作品の新作が見てみたかったが、
マイナーだけに、在庫数も少なく、めぼしい作品は全て貸出し中だった。
そして必ずチェックしているシリーズを確認する。
アダルトではない。
アダルトはジャケットで満腹になり、借りた事が無い。
興味が無いのではない。
興味なら凄くある。
どれも素敵に見えて選べないのだ。
許されるものなら、ひと棚全部借り上げて、
ゆっくり一月くらいで見てみたいものだ。
ともあれ、私がチェックするシリーズの話である。
それは世界、いや、人類最強の男、スティーブン・セガールの作品である。
"刑事ニコ・法の死角"を見て以来のヒーローなのだ、彼は。
セガール作品の特徴は、主人公である彼があまりピンチに陥らないところだ。
徒手空拳においては、もう最初っから、最後まで徹底的に強い。
特に初期作品に著しい特徴でもある。
面白みが無いのか、マンネリなのかは定かでないが、
最近はピンチになる頻度が高い。
でもこれでは、普通なのだ。
セガール映画は普通であっては面白くない、逆に。
合気道の使い手だというのも、またグッとくる。
なんせ、相手の力を還元する形で、撃退するのだからカッコイイ。
劇中でも必ず先手は相手からなのだ。
受け止めて、還す…
愛だね、ある意味。
本当に強い者にしか出来ない芸当だ。
相手が強ければ強い程、還す力も大きくなるのだから、
還された方は、バチが当ったとしか言いようが無い。
因果応報である。
というのが、好きな理由と、彼が世界最強の男たる由縁である。
しかし、格闘技好きの友人達が誰が最強かをケンケンガクガクに話し合っているとき、
「そりゃ、セガールだよ」と言ったらバカにされて笑われた。
あんなに強いのに…
ただ一つ、彼に文句があるとすれば、
映画のタイトルが似すぎていて、同じヤツを何度も借りてしまうことのみである。
今回も同じようなタイトルすぎて、作品紹介を読んでもこれまた判別が難しかったので、
借りなかった。
まるで、間違って借りさせようとしているかのようだ。
金太郎飴だ。
AVと似てるなぁ…商法が。
でもそんなセコい所も、彼ならば許してしまうのだった。
いつの日か、ゴッソリ借りてやろう、アダルトとセガール。
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