サプリメントは効率よく栄養が摂れると一見思いがちですが、実はその逆で、効率よく栄養を摂ろうとするなら、何より食物を丸ごと食べるのがいちばん効果的なのです。


2011年8月に、国立がん研究センターが米専門誌『パブリックヘルス』に発表した実証実験を見てみましょう。


これは1990年から2006年まで、40歳から69歳の男女約6万3000人を対象に行なわれたアンケート調査です。


これによると週1回以上、最短1年間、ビタミンに関するサプリメントを摂取した女性はまったく摂取がない女性に比べて、ガンになるリスクが17パーセントも高かったという結果が出ています。


サプリメントとガンの因果関係は明らかにされていませんが、もともと喫煙や肥満、不安定な食生活などを抱えているガンの発症リスクが高い人が、その代わりとしてサプリメントに頼りやすい傾向はあるようです。