車が地球から消滅する時、地球温暖化防止の為に・・・・・・・ -7ページ目

今日の私とトラベルミステリー8


皆様、今晩は。今日も私のブログを見て頂き、ありがとうございます。

今日は、朝は曇りで寒かったですね。
そんな中、私の職場に新しく勤務する事になった、新人君と初めて
一緒に仕事をしました。
毎回、思うのですが、仕事を教えるのは、新人の今後を大きく変えるので
結構、慎重にしなくては、いけないので、冷静にならなくては、と思います。
明日も冷静に冷静に、、、教えます。

では、トラベルミステリー(特急「あさま」が運ぶ殺意)の続きを書きます。

→日暮亭は、千曲川のほとりにあった。
昔、有名な金持ちが別荘として建てたものを買い取って、料亭に
しただけあって、広い庭や調度品の豪華さが自慢だった。

早苗は、わざと子供をつれずに、三浦警部と同行してきた。
日暮亭の雰囲気をまず知りたかったし、三浦警部の捜査を邪魔したくなたったのだ
それに、子供はいつでも連れていける。
当主の生田専一郎にあった。小柄なのに眼の大きな男だった。
年齢は六十歳ぐらいだろうか。
中庭の見渡せる奥の座敷に通された。

三浦は、「素敵なお庭ですな」と、一言ほめてから、
「今日、特急あさまの車内で、若い女性が死にました。殺人の疑いがあります」
といった。
生田は、眉をひそめて、「それが、私どもと、何か関係があるのですか?」
「息子さんが、東京で交通事故で亡くなっていますね?」
「親不孝な息子でーーーー」と生田はいった。

「その息子さんと関係のあった女性で、名前は小田ゆみ子さんです。
亡くなった息子さんとの間に子供ができていて、ご主人にとっては
お孫さんですな。
そのお孫さんを連れて、こちらへ来るところだったんですよ」
と三浦はいった。

早苗はじっと生田の表情を見ていた。
どんな感情が表れるか、それに関心があったからである。
生田の顔に表れたのは、驚きの色だった。それは当然かもしれない。
亡くなった小田ゆみ子は、初めて訪ねるのだといっていたからである。

だが、次の瞬間、生田の顔には、明きらかに怒りとわかる表情が浮かんで、
「刑事さんは、わたしをからかっているのかね?」
と声をあげた。

→途中ですが、今日のところはここまで、にしておきます。
 続きはまた、後日に書くので楽しみにしてくれたら、嬉しいです。


今日の画像は私が中学生の時に、榛名へ行った時のものです、もう29年も前になります。




今日の私とトラベルミステリー7


皆様、今晩は。今日も私のブログを見て頂き、ありがとうございます。

今日もあいかわらず、雨降りで寒かったですね。
そんな中、富山の立山付近では雪崩が発生し、人が巻き込まれる
事故が発生してしまいましたね、今年は暖冬だったとはいえ、
標高の高い所では、かなりの量の雪が残っているんですね。

一方、アメリカのバージニア州での銃撃事件、無差別に発砲するとは
いどいですよね、犯人は自殺したそうですが、どういう心境だったの
だか、普通の人がやる事ではないですね。

今日もトラベルミステリー(特急「あさま」が運ぶ殺意)の続きを
書きます。

→「初めて、彼の両親に会うというので、期待と不安の入りまじった
顔をしていましたわ」

 「彼女のハンドバックを調べたんですが、身元を証明するようなものは、
何も入っていないんですよ。名前は、何といっていましたか?」

「小田ゆう子です。亡くなった彼の名前は、生田敬太郎。
その敬をとって、生まれた子供には、敬介とつけたといっていましたわ」

「たしかに、日暮亭の主人は、生田という名前です。
それに、ハンドバックには、生田敬太郎宛のハガキが一枚入っていましたね」

「そのハガキは、私も彼女に見せてもらいましたわ」と早苗がいった。

「今の話が事実とすれば、彼女には自殺する理由がないことになるから、
これは殺人事件だ」
 三浦警部は、決め付けるような調子でいった。

「私は、あの子を日暮亭に届けたいんですけど」と早苗はいった。

「私も一緒に行きましょう。殺人事件となれば、私としても、日暮亭の
ご主人に、いろいろとききたいことがある」と三浦はいった。

 早苗としては、一人で日暮亭に行き、主人夫婦に亡くなった小田ゆみ子
のことを話し、子供を託された事情を話したかったのだが、
殺人事件では、そんなわがままは許されないだろう。

 第一、今度の事件は、長野県警の所管なのだ。
 早苗は、三浦とパトカーで日暮亭に向かった。

小諸は、城下町である。
そして、「小諸なる古城のほとりー」という島崎藤村の詩で有名な
町でもある。
それだけに、JR小諸駅の近くに小諸城跡があり、少し離れて、
藤村の記念館などがある。

→今日はここまでにします。また後日に続きを見て頂ければ嬉しいです。

今日の画像は以前にも、載せたと思いますが、約25年前の私、高校生の
時にとったものです。一緒に写っている友人は今、どうしているのかな?



今日の私とトラベルミステリー6

 皆様、今晩は。今日も私のブログを見て頂き、ありがとうございます。

今日も雨降りで、寒かったですね。
私はフォークリフトを運転していて、ビッショリと濡れてしまいましたよ。
車で出かけても、視界が悪くて疲れるし。。。
雨の日は、本当に事故が多いですね、幸い渋滞にはまることはありません
でしたが、暗くなってからの運転は疲れました。

また、アメリカから嫌なニュースがありましたね。
銃撃事件! 過去最悪の死者になってしまったらしいですよ、
銃を使うとは、本当に怖いですよね?

それでは(特急「あさま」が運ぶ殺意)の続きを書きます。

→小諸警察署についたあと、刑事の一人が、小田ゆみ子の運ばれた
救急病院に電話した。
森田というその刑事は、小さく首を振って、早苗のところに来ると、
「亡くなったそうです。医者も、青酸中毒のようだといっていましたよ」
「そうですか」
とだけ早苗はいった。
彼女の耳には、まだ、小田ゆみ子の最後の言葉が、残っていたからである。

小田ゆみ子は、切れ切れに、「その子をーお願いー」といった。
どうお願いしますという気だったのかは、早苗にもわからない。
が、このまま放り出すわけにはいかないということは、わかっている。

小諸署は、殺人事件かもしれないということで、あわただしい動きになった。
「あなたに、くわしい事情をお聞きしたい」
と三浦という警部が早苗に声をかけてきた。
眼をさまして、ぐずっている男の子の面倒を頼んでおいて、早苗は、三浦警部
の質問に答えた。

新宿から特急「あさま9号」に乗ったところ、隣の席に彼女がいて
いろいろと話しをしたこと。
とても、自殺には見えないことなどである。
「彼女は、この町の料亭日暮里亭の息子さんと東京で愛し合って
あの子を産んだと、いっていました。
ところが、彼が交通事故で亡くなってしまった。
それで、あの子を彼の両親に会わせようと思って、
小諸へ来るところだったんですわ。
彼女はそう話していました」

「日暮亭なら、この町一番の料亭です」
「ええ。私の親戚も小諸にいますから、知っていますわ」
「彼女は、浮き浮きしていましたか?」と三浦がきいた。

今日も半端ですが、この辺にしておきます。
また、後日に続きを書きますので、是非、見て頂けたら嬉しいです。
短く区切ってしまい、すいませんが。。。。。

今日の画像は一昨年の秋に奥只見へ行った時のものです。
天気が良くて、気持ちが良かったですよ。