過去に支払の延滞がある場合
①他に借入があり、※返済比率がオーバーしている方
②過去に借入の延滞があり、個人情報機関に登録されている方
③債務整理または破産手続きをしている方
④勤務先や勤続年数、年収、年齢など総合的判断で銀行がNGと判断する場合
②の場合は、多分に難しい場合があります。
問題は、その延滞の事実をきちんと申告し、
原因をしっかりと説明出来ることです。
そうすれば、
事前審査が通る場合があります。
延滞が続くと、
「異動」
になります。
これは、債権の取り立てが保証会社に移った事を意味し、悪質な(少なくともそう見られます)延滞の履歴が残ってしまうことになります。住宅ローンには非常に不利な状況となります。
○延滞の理由にやむを得ない理由がある
○その当時、資金はあった
○延滞の金額が少額である
○延滞を解消してからある程度(少なくとも1年以上)経っている
○現在の勤め先の安定性がある
などが評価されます。
例えば、
7年前に携帯電話の解約をした
↓
解約手数料の請求があった
↓
支払いがされなかった
↓
そのタイミングで引越しをした
↓
督促状が届かず放置していた
↓
延滞が続き、債権が保証会社に移った
(代位弁済)
↓
事故情報が異動として残る
(完済してから最低5年程度)
このようなケースの場合、住宅ローンを申込むと、否決になります。
しかし、これが
①不慮の事故であり、当時支払うお金はあったが、気づかなかった。
②気づいた時にすぐに支払いは完了した。
③勤め先は安定した収入がある。
という条件が整うと、自己申告次第で審査が通る可能性があります。
実際に、こういったケースで
審査承認をいただき、家づくりをスタートいただいたお客様も何件かあります。
きちんと相談に応じていただける銀行さんで有れば、
事情を説明して、
借入返済能力がある事が理解されれば、
審査が通る事もあります。
過去の借入履歴をきちんと申告し、
聞く耳をもってくれる
(門前払いのような銀行もあるため)
銀行の担当者にお話する事が大切です。