ちょっと前に10キロのマラソン大会にでた。
アップダウンのあるコースで練習不足で臨んだ私にはとてもキツいコースだった。
私は走るのが遅いので後ろの方だったが、上り坂になると先をゆく人達はみんな歩いている。唯一の目標として 完走 を挙げていたのでなんとしても歩きたくない。そんなしんどい時におまじないのように唱えていた言葉は家族の名前だった。
一人の時間、家族や家庭から離れた時間を作りたくて始めたランニングだった。「私」を作る手段だった。
その何日か前にも、子育てもう限界って泣きながら夫とケンカしたばかりだった。

だけど、しんどい時に「私」をふるい立たせる物が、やっぱり家族だった。

給水こそ止まって飲んだけど、坂道を含め歩くことなく完走できた。
全ては家族 なんだなって思えた。