ここまでやってきた「〜大学に強い中学・高校」シリーズですが、これを中学入試・高校入試偏差値ランキングに当てはめて、見てみたいと思います。第一回は中学受験・男子。22年9月のサピックス偏差値を使います。まずは偏差値60以上編。
参照元 https://s.resemom.jp/pages/sapix/202309/men.html
なお、いったん、ランキングそのものを見やすくするため、元のランキングからいわゆる「第一回」にあたる入試方式のもののみに絞りました。
〈偏差値65以上〉
筑波大駒場
開成 →東大現役合格率トップ5、国公立医学部、京大にも強み
聖光学院 →東大現役合格率トップ5、国公立医学部にも強み
〈偏差値60〜65〉
渋谷幕張 →東大現役合格率トップ10
麻布 →現役合格率トップ20、京大にも強み
栄光 →東大現役合格率トップ5、京大にも強み
筑波大附属 →東大現役合格率トップ20、国公立医学部、京大にも強み
武蔵 →東大現役合格率トップ20
駒場東邦 →東大現役合格率トップ10、国公立医学部にも強み
慶應湘南藤沢 →慶應系列
都立小石川 →東大現役合格率トップ20、国公立医学部にも強み
このあと、女子の偏差値60以上も紹介するんですが、二つみて、真っ先に思ったことが一つあるんですが、これは別の記事で書きます(笑)
京大現役合格率ランキングと国公立医学部現役合格率ランキングトップ10の高校は「強み」として書き足しました。こうすると結構、校風が出るなと思います。
全部強い開成は置いとくとして、京大にも強みを持っているのが麻布と栄光、一方、国公立医学部にも強みを持っているのが聖光学院と駒場東邦。実はこの組み合わせ、実際に中学受験でも併願が多い組み合わせだそうです。
もともと東大との比較で言うと、京大の入試は、
・スピード型というよりは熟考型
・一芸といえる圧倒的な得意科目があると、比較的他の教科に粗があっても勝負しやすい
と言われます。
一方、国公立医学部の場合、共通テストの点数が東大、京大よりもはるかに重要になるため、
・全教科バランスよく取れる
・(二次試験よりは)優しい問題をミスなくハイスピードで解く
ことが求められます。
この二つの特性の違いを踏まえて、京大に強いのが麻布、栄光、国公立大医学部に強いのが聖光学院、駒場東邦というのも非常に興味深いです。
都立一貫の小石川も東大のみならず医学部で大健闘。もともと理系の強い高校と言われているだけに、それがよく現れた結果でしょう。
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