大手銀行のカードローン貸付残高が
急増しているというニュースを見ました。
テレビを見ていても
消費者金融のCMや
クレジットカードのCMの多さに
食傷気味になります。
借金には利息がつきまといます。
その利息はどんどん膨れ上がります。
住宅ローンですら
いくら金利が低いとはいえ
虫よけ商品のCMでも
「効き目もローンも減りそうで減らない・・・」
なんて言われるくらいです。
私の20代前半がちょうどバブル期で
就職したての安月給だったのにもかかわらず
エステの支払いや
分不相応の車の支払いに
ローンをバンバン組んでいました。
それが当り前という雰囲気の社会だったので・・・(-_-;)
でも、利息を計算してみると
とんでもない額をトータルで払わされることに
なっていたのです。
しかもエステなんて
次から次へと化粧品を購入させられるので
終わりが見えなくなってもいました。
そこで、親にも注意をされ
私はボーナスで全てを支払い
その後、そのエステサロン通いを
きっぱり止めました。
次の車を買う時は
それまでより小さい車を
貯めたお金で支払うように決意をして
財形貯蓄を始めたのです。
そこから私の辞書に
貯金という文字が加わったのです。
何か大きなモノを買う時も
ローンを組まないですむと
かなりのお得になります。
リボ払いなどの月々返済システムだと
永遠と支払い続けないといけなくなり
破綻のきっかけを作ることにもなりかねません。
気安くカードローンに手を出したり
消費者金融の最初の期間だけ金利ゼロに惑わされると
借金は雪だるま式に膨れ上がります。
銀行のカードローン
→大手消費者金融
→中小消費者金融
→闇金融
そうやって、金利がどんどん高くなり
借金地獄へと突き進むのです。
私自身、20代の時に
あのまま突き進んでいたらと思うと
背筋がゾッとしてきます。
ビジネスではもっとリスクを取って
勝負に出るべきだなんていうアドバイスも
時々いただくのですが
それが出来ないのは
あの頃の恐怖体験があるからかも・・・
私の場合は、もう少し
商売と借金については
勉強しないといけないかもしれません。
消費者金融って言葉は
商売への投資資金ではないという意味なので
そのあたりを混同しない方が良さそうです。
それにしても銀行は
真っ当な商売をしている人へは貸し渋り
住宅ローンやカードローンでの残高を上げようとしているようなので
何だか少しおかしな状況が起きているのかもしれません。
私は消費で浪費をしないように
努めたいと思います。
今日も張り切って!