夏を制するものは受験を制す
よく耳にします
塾の保護者説明会などで言われて
身が引き締まるような思いをされた方もいらっしゃるのでは?
この言葉
私の実感では
半分本当で半分嘘
夏休みに入る前の段階で
取りこぼしや苦手な分野が明確になっている場合
時間をかけて取り組む絶好のチャンス!
特に小6の秋以降は学校の行事も盛り沢山で、最終学年として多忙を極めます
模試の回数も増え
週末は模試・解けなかったところの直し・テスト結果が返ってきてからの直し
(ここで手を抜くと後々厳しい展開になること間違いなし!)
学校説明会・オープンスクール・プレテスト
大手の塾なら志望校別特訓に参加するために普段とは違う校舎に通うなど
移動時間の負担が増える場合もありますね
さらに
想定していた学校以外を受験するかも
慌てて説明会に行く羽目になり、ものすごく忙しくなるなど
2学期からの受験に向かってのスケジュールに順調に合わせていけるよう
準備をする期間として
夏休みは調整ができる最後の時間です
夏を制するものは
夏休みに入る前から
やるべき事をそつなくこなすことが出来ている
そんな子がほとんどのように思います
大人もそうですが
ある日突然心を入れ替えて何かに取り組むなんて難しいです
禁酒・禁煙・ダイエット(私だ)・・・
例を挙げればキリがありません(笑)
旅行やレジャーに行くことを受験生だからと躊躇していますか?
数日旅行やレジャーで勉強ができなくても
合否に影響はないですよ
そんな程度で不合格になるくらいなら
所詮その程度
その学校には縁がなかったと思いましょう
その数日よりも
それ以外の日数のほうが受験までに圧倒的に多いのですから!
他の兄弟・姉妹がいると受験生とのバランスの取り方が難しいですよね
泊まりじゃなくても、ランチブッフェや映画・スーパー銭湯など
楽しめるものはいろいろあります
兄弟・姉妹での共通の思い出作りは成長と共に難しくなっていきます
大人になった我が子達が
あの時楽しかったね
なんて語り合ってる様子を見るのは
幸せのひとつの形でもありますよ
私が一番厄介な問題だと考えているのは
スマホ・SNS・オンラインゲーム・動画視聴
インターネット関連です
これらとの距離感を誤ると
中学受験にかかわらず
根深く尾を引く問題につながりやすい
個人差やご家庭の価値観もありますから
何とも言えないところもありますが
これらで拗らせた結果
中・高・大・就活がハードモードになってしまった
そんなパターンは珍しくありません
夏を制する云々以前の問題です
いつもの生活リズムが崩れるだけに留まらず
刺激的で依存性の強いものは長期に渡って影響を与え続けます
この夏休み
注意するのに最も手強い存在かもしれません