DTMを始めるには、必ず必要になるソフトや機材と言うものがあります。
まず、DTMでは、DAWというソフトを必ず使いますので、DAWソフトをパソコンにインストールする事が必要になります。 ※ DAWソフトは、Degital Audio Workstationという英単語の頭文字をとった略語です。

また、楽器を演奏して、その演奏音で曲作りをするようなDTMを行いたい場合には、オーディオインターフェイス(Audio Interface) という機材が必要になります。
他にも、MIDIデータをリアルタイムで入力してフレーズを作ったりするのであれば、MIDIキーボードといった機材が必要になってきます。

ただ、DTMのためのフリーソフトというものも、多く配布されるようになっていて、そうしたソフトをダウンロードしてしまえば、特に自腹で機材やソフトを購入しなくてもDTMを始められます。

MIDIシーケンサーと言うツール

DTMで必ず使うDAWと言うソフトには、必ずMIDIシーケンサーというツールが組み込まれています。
MIDIシーケンサーと言うのは、演奏情報などのデータであるMIDIデータを入力したり、編集したり、送信したりするためのツールです。

このツールが無ければ、DTMの代名詞ともいえる「打ち込み」が出来ないので、DAWソフトには必ずMIDIシーケンサーと言うツールが組み込まれています。
それは、フリーソフトとしてインターネット上で無料配布されているDAWソフトでも必ずです。

しかしながら、フリーソフトであるが故に、無料で配布されているDAWソフトに組み込まれているMIDIシーケンサーは、機能が疎かだったり、使いづらい事が多いのです。
そのため、フリーソフトのDAWを使う場合には、DAWソフトとは別で、フリーソフトのMIDIシーケンサーをダウンロードして、DAWソフトと連携させて使ったりします。

Domino(ドミノ)

フリーソフトのMIDIシーケンサーでは、Domino(ドミノ)という名前のソフトが使いやすく、かつ、機能も充実していておススメです。
Dominoには、オニオンスキンといった”マルチトラックでの打ち込み作業を楽に行える機能”や、トラックごとのMIDIチャンネル設定機能、プログラムチェンジの変更機能など、MIDIシーケンサーで使える機能がほぼほぼ網羅されています。

また、MIDI出力に関する設定なども行いやすく、スタンドアローンタイプのソフトMIDI音源にMIDIデータを出力するように設定すれば、この「Domino」というMIDIシーケンサーだけでもDTMを行う可能です。

DAWと連携して使う場合には、仮想MIDIケーブルなどのダウンロードとインストールが必要にはなりますが、仮想MIDIケーブルのインストールさえ行ってしまえば、後は快適に作業が出来るMIDIシーケンサーなので、フリーソフトでDTMを始めてみるのであれば、Dominoを使ってみましょう。

Dominoは、TakaboSoftというサイトでダウンロードできるので、リンクを貼っておきます。

Takabo Soft