麒麟麦酒専用線跡・其の弐 | すまっち!の鉄分補給部屋

麒麟麦酒専用線跡・其の弐

仁井田駅の貨物側線跡に続きまして、メインディッシュの専用線跡を探索して来ました。


この麒麟麦酒専用線は、工場が烏山線の線路脇に隣接しているので、Y字に分岐する事無く、烏山線に平行して敷かれていました。

早速探索開始♪


まずは烏山線から専用線の分岐跡を目指します。

画像の通り、バラストがそのまま現存!
 
良く見ると、枕木の跡が残っています!     ↑赤線が当時の軌道


今回の探索は一人じゃなく、相棒と一緒にw

遺構を探しながら歩いていると・・・

犬走りが現存! 

文字通りに、犬走りを歩く犬w


と、狙い通りなネタに出合えたワケですが、更に進んで車止め跡を見ると・・・
寂しく佇む標識

更に近付き・・・
×印は無くなっていましたが・・・

現存! 

すると背後の踏切の警報機が鳴りだし、下り列車がやって来ました!
哀愁・・・

右下に相棒の背中が(^^;


烏山線から専用線の分岐跡を探索した後は、いよいよ専用線の探索です!

って、全長1kmも無いのですが・・・


専用線探索のアクセスルートである踏切には、画像の様な残骸が!

前から気になっていたのですが、改めて良く見てみると・・・



こ、コレは!

もしかして!?


紛れも無くアレです!w

裏返したい衝動(持って帰りたい衝動も・・・)をグッと堪えて先に進みます!!

分岐方向を望む

工場に向けて歩き始めると・・・

ナゼかチップが敷き詰められています。

フカフカのチップ地帯を抜けると・・・


バラストキタ―――――!!

柵も現存!


上の画像のクルマが止まっている先に1つ目の橋があります。
 
↑1つ目の橋の銘版                ↑2つ目の橋の銘版


順調に先を進むと・・・
相棒が催した模様・・・(^^;

後始末をちゃんとして再出発!


すると目に飛び込んできたのが・・・
こ、これは・・・

キタ―――――――――!!
激しくキタ―――――――――!!!!

停目発見!


停止目標の先に3つ目の橋があります。
3つ目の橋の銘版


いや~、しかし暑い!
 

相棒がオーバーヒート気味だったので小休止・・・(^^;


すると、再び遺構発見!

逆光になるので分岐方向に振り返り撮影しました。
これは何だ?

連絡用の電話機が添え付けられていた柱でしょうか!?


更に工場方面に進むと、横たわる鉄製の棒が!

も、もしかして?


近付いて見てみると・・・

2個目の停目キタコレ!!

さっきのが20で、コレは30・・・

20両編成と30両編成の停止目標ってこと?

そう言えば、幼い頃に貨物列車の両数を数えていて、確か20とか30両台だった思い出が!

仁井田駅の側線ってそんなに有効長が長かったんだ~


いよいよ終点が近付いて来ました!

あの門をくぐると麒麟麦酒栃木工場です。


いよいよハイライト!
 

最後の橋梁と踏切!

踏切の名称は・・・
その名も・・・

麒麟第八花岡踏切!


橋梁を渡ると工場入り口=終点です!

今は跡形ありませんが、当時は貨物ホームと留置線が4線位あり、機関車(2軸だったカナ?)の車庫もありました。

レールが剥がされてからも車庫と機関車が取り残されていたのですが、いつの間にか撤去さてたみたいです・・・

機関車も解体されちゃったのかな・・・


で、最後の踏切!

橋梁手前の「麒麟第八花岡踏切」は烏山線も跨いで通り抜け出来るのですが、この最後の踏み切りは行き止まりになっていて、名称もありませんでした。


最初に横たわっていた残骸は・・・正しくコレ!


で、最後の橋梁の銘版を・・・



で、同じ画像をまた掲載しますが、何か感じませんか?

良~く見てみて下さい!

単線にしては明らかにオーバーサイズ!

バラストがそのまま残っているので、大体の幅は想像出来ると思います。


ね!

不自然でしょ!?


って事は、複線化する計画があったってコト!?

確かに、ここに来るまでの間に3つの橋があり、全て横幅が複線サイズでした!


真相は分かりませんが、建設当初はそれだけの需要を見込んでいたって事でしょうかね?

が、宝積寺方面(東北本線)から専用線に直接入線出来ない構造(スイッチバックしないと入線出来ない)だったので、仁井田駅のキャパを考えると貨物の増発は無理だったのでは!?


ん~、どう言う意図があったのか知りたい!

と、悶々としながらクルマまで戻る事に・・・


相棒はその間に一人で探索してましたw


改めて分岐方向を・・・

すると、先程の下り列車と大金駅で交換した上り列車がやって来ました。


横たわる停目を再び撮影し・・・

チョット小休止!

 


クルマが見えて来た!

もう少しで探索終了です・・・


そんな感じで、DE10重連が牽引する2~30両の貨車が行き来していたのか・・・と思うと、感慨深いモノがありました。

嗚呼!当時に今の機材を持ってタイムスリップしてみたい!!