今回は木造やRC,SRCといった構造の違いの説明。そしてそれぞれのメリット、
デメリットについての説明をしたいと思います。
不動産に足を運び、説明を受けてる時に『この物件は広くてお客さんの理想の条件に
適してると思いますよ。お値段も手頃だしRCですからね。』だとか『この物件は安くて
広いのですが木造なんですよね…』
みたいな感じで言われた時によくわからないという人向けに書いていきます。
木造
木造とは柱や梁や桁といった建物の骨組みに木を使用した建築物のことです。
建物の骨組みが木ということなので建物全体の壁が木でなくても問題ありません。
-メリット-
建築費用が安いので、賃貸物件の場合、安い物件が多い。
-デメリット-
火事に弱い。
シロアリに弱い。
水に弱い。
S(鉄骨構造)
-メリット-
木造に比べると強度が強い。
-デメリット-
火事に弱い。
水分に弱い為、錆びやすい
RC(鉄筋コンクリート造)
鉄筋コンクリートで作られた建物のこと。(RC造)
英語で(Reinforced Concrete)で略してRCと呼ばれている。
-メリット-
耐久性が強い。地震がきても木造よりは頑丈。
断熱、機密性が高い。冷暖房をしてても効果は抜群だ!
火に燃えにくい。コンクリートで出来てるのでなかなか燃えにくい。
防音性が高いので、外の音や隣の部屋の音が遮断できる。
-デメリット-
結露しやすいので木造以上に注意が必要(放置するとカビの原因に)
建てる費用が高いので、家賃も若干高めに。
SRC(鉄骨鉄筋コンクリート造)
鉄骨鉄筋コンクリートで作られた建物のこと。
英語で(Steel framed Reinforced Concrete)で略してSRCと呼ばれている。
RCの建物との違いは鉄骨を中心に組み立てていき、周囲を鉄筋で固めて
コンクリートを流し込んで作っている。
-メリット-
RCの強化版。強度と耐震性がマジはんぱない。高層マンションはほとんどが
SRCで作られている。
-デメリット-
耐久力があったり等、性能が良いだけに値段が高い。
まとめ
出来る限り安い賃貸を借りたい場合は木造に。防音や地震、火事等に強いところに
住みたい場合はRC(鉄筋コンクリート)やSRC(鉄骨鉄筋コンクリート)の物件に
住んだ方が良いと思います。
災害は自然災害なので防げないとしても、防音面があまりよくないと隣の部屋の
住民の人の会話が筒抜け、そして自分の生活音も筒抜け。みたいな感じになって、
神経質な人は大のトイレも音が恥ずかしいなみたいな感じになりかねません。