神保町と僕達
ここまで神保町を調べてきてわかったことがある。
それはこの街の成り立ちに学生が大きく関わっているという事だ。
遥か戦前からの学生と街の関係により今の神保町の街が成り立っている。
しかし現在の学生と神保町との関係はどうだろうか。
神保町周辺に通う学生のほとんどが神保町との関係を意識しないで学生生活を過ごしていると思う。
時代の変化がもたらした結果ならば仕方がないことかもしれない。
しかしこれはでは少し寂しい。
神保町で生活をする多くの人は以前のような学生と街との係わり合いを求めているように思える。
このことは街の人とのコミュニケーションをとって初めてわかったことだ。
今こそ学生側からの歩み寄りが必要なのである。
勿論、この問題は僕達(ゼミ生)だけでが解決しても本当の解決とは言えない。もっと多くの神保町に通う学生・学校を巻き込まなければならない。
この多くの人間を巻き込むためのバイパスに僕達はなる必要がある。
バイパスになるための武器として(アート)という共通のワードを使うのだ。
今の10代後半から20代前半にとってわかりやすい言葉としての(アート)、理屈ではなく感覚として誰しもが共感できる(アート)を使うのだ。
難しい言葉や過去の歴史はそこには存在しない。
ここから新しい力で、新しい関係を新たに築き上げていくのだ。
一回薄れた関係が再び出来上がったとき、以前にも増してその絆は強くなりその後永遠に続いていくものなのだ。
その関係を修復するためのバイパスとしての存在であることを僕達は意識しなければならない。
決して自己満足で終わらせてはならない。
自分達の中で完結させてはならない。
大きく云えばこの街に大きなインパクトを残さなければならない。
難しいことだし、大きな努力が必要とされることになる。
しかし、ここに存在するそれぞれに個性と力を持った22人とこんなにも素敵な街が存在するのだからできないことはないはずだ。
もっともっと羽を広げれば良いと思う。
意識の奥底に眠っている願望を爆発させてもいいと思う。
今から僕達がやろうとしていることは、新しい歴史を作り上げていく作業なのだ。
眠っている暇はない。
今こそ起きる時なのだ。
立ち上がれ、同志。
オープンキャンパス!
本日ゼミの前期の最大目標であったオープンキャンパスが終わりました。
朝から駿河台キャンパスには高校生が溢れて、いつもとは全く違った雰囲気でした。
久しぶりに自分の通っている大学の知名度を思い知らされました。
僕達のゼミは午後から模擬授業を行いました。
1ヶ月前までは本当に形になるのか不安でいっぱいでしたが、模擬授業は盛況のうちに終わりました。
久しぶりに味わう達成感でした。
こういった何かをやり遂げたって感覚が自分自身の大きな力となってこの先の人生の大きな支えになっていくと思います。
達成感だけじゃなくて、挫折した経験も然りです。
人間「甘い」も「苦い」も感覚が頂点に達した時、その先の人生における大きな支えを手に入れると感じます。
感覚が頂点に達する時、それは人間が本気になった時です。
結果がBitterでもSweetでも。
本気でぶつかった人間は何か大きな力を手に入れます。
今日まで含め大学生活で思い知った事です。
マジで生きます。
僕はまだまだ甘えるから。
マジで生きようと思います。
こんなにも信頼できる人間がたくさんいます。
久しぶりに人から送られてきたメールで泣きました。
そんな人たちのためにも、マジで生きようと思いました。
頑張る。ランバラル。