痛いはずなのに | 非日常は日常になる〜妊娠・出産、育児で感じること〜

非日常は日常になる〜妊娠・出産、育児で感じること〜

2015年7月、鉗子分娩にて長女出産。
子どもは望んで産んだけど、産後がこんなに辛いなんて聞いてない!
分娩の状況や、お世話もままならない産後の生活、その時感じた気持ちをありのままに綴っています。何かのお役に立てれば幸いです。

ちょっと、書きたくなったから書くね。


過去に書いてるんだけど、わたし第一子は鉗子分娩で産んでるんだよね。

母体に負担がかかるのはもちろん、子どもにも負担がかかって。

わたしはハサミでおまためっちゃ切られて大量に出血し、おまたに消えない傷を負った。
第二子は、違う病院で産んだけど、助産師、医師、傷口を診て息を飲んだ。
みんな、よく次の子妊娠したね!痛かったでしょ?と言ったくらい。

赤ちゃんは、頭を鉗子で挟むから、挟みどころが目付近だったからなのか、生まれてきた子どもの目は内出血で退院後もしばらく真っ赤だった。
アプガースコア7だったかな、保育器に入れられた。

おまたの傷は、第二子出産後、退院して初めて見てみて衝撃を受けた。

盛り上がっていて、ひきつれていて、痛々しい。。
何針縫ったんだ?って思う。
第二子の出産の時に、すごく丁寧に縫ってくれたからふさがれているものの、第一子のときはかなり雑だったんだろうなと思う。


わたし、自分が、かわいそうって思うことやめてた。
悲劇のヒロインになりたくなかった。
そんなんだっせーって思ってたから。

でも、ものすごく痛いの。


今は、
哀しみに浸りたいなって思った。
どっぷり。

すごく頑張ったのに、
わたし以外誰も知らないし、わからない。夫も、ちゃんと見てくれたわけじゃない。触って、わからないよ、って言った。どんなけ鈍感なん?って思う。
帝王切開の傷のように、すぐ見られるところにあるわけじゃない。子どもにもわかってもらえないのかな。。


なんか、あるはずなのに、なかったことになっていることが、とても悔しい。

たまに、ものすごい怒りを感じたり、する。

誰もわたしのことなんて、わからないんだ、って。