8月11日の、大槌夏祭り・復興イベントに参加した子供たちに、作文を書いていただきました。
ご紹介したいと思います。
大槌で学んだこと
震災によって被害を受けた大槌町へ行って、僕はたくさんのことを学びました。震災後、初めて行った被災地でした。
バスでの景色を見て、鳥肌が立ちました。家の土台だけが残されていました。がれきの山もありました。テレビでは何回も見たことがあったけど生で見て、とても驚きました。「自然の力」を改めて思い知りました。
バーベキューでは、被災した人たちとふれ合いながら、楽しむことができました。たくさんの人と一緒になって食事をしてとても楽しかったです。被災した人たちの笑顔が見れてとてもうれしかったです。バーベキューの後には、津波の被害を受けた場所に行きました。役場は骨組みだけが取り残され、家は土台しか残っていませんでした。建物の様子から、津波は二階の高さを超えていたようです。建物を見て、どれだけの津波が襲ってきたのか、考えるのも恐ろしいです。車もエンジンがむき出しになり、骨組みが残っただけでした。津波の恐ろしさを学びました。
僕は、被災地でたくさんのことを学びました。地震や津波の恐怖を知りました。震災から一年五ヶ月たった今でも、震災のおもかげがはっきりと残っていました。それでも被災した人たちには、笑顔が見られました。どんなことが起ころうとも、あきらめてはいけないという事も知りました。
僕は一生このことを忘れないで、何事にもあきらめずに、これから生活していきたいです。
じんゆう