子供たちの気持ち 1 | NPO法人 Sumはなまきのブログ

NPO法人 Sumはなまきのブログ

総合型地域スポーツクラブSumはなまきです。我々の事業活動を通し、古き良き日本人の魂を敬い、そして育み、明るい未来の花巻、そして日本の笑顔を創造します。

8月11日の、大槌夏祭り・復興イベントに参加した子供たちに、作文を書いていただきました。


ご紹介したいと思います。



大槌で学んだこと


 震災によって被害を受けた大槌町へ行って、僕はたくさんのことを学びました。震災後、初めて行った被災地でした。

 バスでの景色を見て、鳥肌が立ちました。家の土台だけが残されていました。がれきの山もありました。テレビでは何回も見たことがあったけど生で見て、とても驚きました。「自然の力」を改めて思い知りました。

 バーベキューでは、被災した人たちとふれ合いながら、楽しむことができました。たくさんの人と一緒になって食事をしてとても楽しかったです。被災した人たちの笑顔が見れてとてもうれしかったです。バーベキューの後には、津波の被害を受けた場所に行きました。役場は骨組みだけが取り残され、家は土台しか残っていませんでした。建物の様子から、津波は二階の高さを超えていたようです。建物を見て、どれだけの津波が襲ってきたのか、考えるのも恐ろしいです。車もエンジンがむき出しになり、骨組みが残っただけでした。津波の恐ろしさを学びました。

 僕は、被災地でたくさんのことを学びました。地震や津波の恐怖を知りました。震災から一年五ヶ月たった今でも、震災のおもかげがはっきりと残っていました。それでも被災した人たちには、笑顔が見られました。どんなことが起ころうとも、あきらめてはいけないという事も知りました。

 僕は一生このことを忘れないで、何事にもあきらめずに、これから生活していきたいです。


  じんゆう



NPO法人  Sumはなまきのブログ