さて、ぱちんこドキュメント!!の管理人さんと直接的に語りかける機会になったのなら、貴方には、まずパチンコメディア界の暗黙のルールから話しましょうか。
そもそも、パチンコ専門誌において、未来機種や現在開発中の機種については、貴方もご存知のように
伏せ字やイニシャル
にして抽象的に記述されているケースがほとんどですよね?
これにはチャンと理由がありまして…
『検定通過前の機種については具体的タイトルで掲載してはイケない、検定を通過して初めて正式タイトルで取り上げる』
という
古巣や専門誌のハウスルール(自主規制)
によるものなんですよ。そしてこのハウスルールが存在する理由は
万が一、検定通過前に具体的タイトルで掲載され、その情報で取り上げられた機種が、お蔵入りや販売延期などした場合…
責任問題などに発展するケース
があるからです。今回のケースとは違いますが、類似ケースで一例を挙げますと…
昔、パチマガ(パチンコ攻略マガジン)が、大ヤマト2の先取り情報をデビュー前の4ヶ月も前に掲載しました。
しかし、当時はまだ大ヤマト2が検定通過をしていない時期であり、新内規機種でもあり
SANKYO側にはピリピリムード
だったのです。そしてSANKYOはパチマガのこの勇み足を重大に捉え…
大ヤマト2のデビュー前から2ヶ月間、大ヤマト2情報の掲載禁止の
ペナルティー
を与えたのです。これが理由で、パチマガは当時の目玉である大ヤマト2情報を全く取り上げられないことで
我が古巣より大幅な販売部数の差を付けられたのでした。
パチマガが、大ヤマト2情報掲載を解禁になるのは翌年であり、結果としてこのトラブルが、パチンコメディア界において、伏せ字やイニシャルを助長するきっかけになってしまったのです。
※それまでは古巣もパチマガも、検定通過前でも機種名を具体的に挙げているケースが多かった。
で、その伏せ字やイニシャル(にしているルール)は、現在に至ります。当然それは
パチンコメーカーとのトラブルを避ける
ためです。さて、そんなわけでパチマガは、CR織田信奈の野望をN社と記していますが
もちろんパチマガはN社の答えを知っています。
ただ、書かないのは上記でも触れたように
トラブル回避
によるものです。パチマガの名誉としてお話しますと、パチマガはN社がどこか分からないから、あのような書き方をしているのではありません。
next