コナミを取り巻くパチンコ業界の事情(その2) | 不屈座のブログ

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高砂電器は2005年からパチンコ部門に進出していたが経営難により、2010年の秋にコナミの子会社になったのである。

現組合員である高砂電器を通じてコナミがパチンコ機を販売することは、他の組合員からクレームも出すことはできないし、何の問題もない。

これがきっかけでコナミは念願のパチンコ業界に進出することができた。

そして現在…4年ぶりに高砂電器、いやコナミ初のパチンコ機種が来月16日にデビューする。

それが、CRぱちんこマジカルハロウィンだ。

販売メーカーはあくまでも高砂電器だが、業界人は誰もが

コナミ

として対応している。

コナミとしても新枠で1万台販売と会社として気合いを入れているのがよく分かる。

端から見ると、今のこのご時世で正気か?と思えるほどの過剰投資と思われるのかもしれないが、これが大会社の発想なのかもしれない。

業界側は焦ったのだろうか?

コナミの組合入会阻止が最初の嫌がらせとするならば、これは第2の嫌がらせになるかもしれない。

6月のパチンコメーカーのデビュー機種数がマジカルハロウィン含めて全部で

15機種

なのである。

こんなにたくさんのパチンコ機種が同月にデビューするのは、コナミが組合員になってから初である。

つまりマジカルハロウィンは来月、14のライバル機種に揉まれて組合デビューするのである。

こ、これが業界側の洗礼なのか…

一見するとAKB2のバッティングを避けて6月販売に集中したのか?と思ったのだが…

よくよく調べてみるとマジカルハロウィンよりも先に6月販売を告知したメーカーは

ゼロ

である。

この統一感、誰も口にはしないが

コナミVS業界側

の第2ラウンドのゴングが鳴ったと僕は睨んでいる。

コナミは果たして数々の困難を乗り越えてゲーム業界同様、パチンコでも一流メーカーになれるだろうか…