ポニーテールに憧れる女
それは私の高校時代の
どうでもいい話です
高校時代
私にはユリちゃんというお友達がいました
ユリちゃんはスタイルも良くて、頭も良くて
そして何より
ポニーテールが似合う
とても可愛いお友達でした
クルンとカールしたポニーテール
後れ毛とちょっと色っぽいうなじ
そんなユリちゃんみたいに
私もなりたい
私もポニーテールにするんだ!
そう決心した私は
早速、髪を伸ばすことから始めました
ユリちゃんの髪の長さは
肩に少しかかるくらいのセミロング
（セミロングのユリちゃんもこれまた可愛いんです）
やっとユリちゃんと同じくらいの
髪の長さになった私
いよいよポニーテールに
挑戦する時がやってきたのです
長くなった髪を
櫛でとき
上にまとめゴムで結びました
ん？
あれ?
おかしい
ユリちゃんのような
クルンとしたポニーテールに
ならないのです
何度挑戦しても
そうそれは
まるで武士
結んだ髪は
下がらず
何故か上に…
ユリちゃん、ポニーテールできな〜い
私はユリちゃんに相談しました
髪の長さがもうちょっと足りないんだよ
もう少し伸ばしたら?
そうか
またまた、髪を伸ばしました
そうして髪の長さは
ユリちゃんより
ずっと長くなりました
そしていよいよ
ポニーテールに
再挑戦する時がやってきました
おー
憧れのポニーテール
やっとここまで漕ぎ着けた
ん?
あれ?
私のポニーテール
確かにポニーテールだったよね
そうなんです…
私のポニーテールは
髪の多さと
重さに耐えきれず
あっと言う間に
後ろで結んだだけの
ただのお下げになったのです
（画像はお借りしました）
こんなポニーテールに憧れた
女子高校生の時のお話です
その後は
ずっとただのお下げで過ごしたのは
言うまでもありません
どうでもいいですが
私の髪シリーズ?
まだ続きがあります